ハイレゾサウンドを楽しもうとすると、
パソコンを中心にデジタル信号をアナログに変換する、
USB-DACやデジタルアンプが必要になります。
それから
ハイレゾ対応のスピーカーやヘッドホン
も、ないといけません。
と、このように言ってしまうと、
高度なパソコンの知識が必要ではないかと思い、
気持ちが引いてしまうかも知れませんね。
ハイレゾは一般のオーディオとは違う、
PCオーディオの世界のものだと認識している方は、
意外に多いと思います。
ところが、それを手軽にオールインワンで
楽しめるコンポもあるんです。
それが、「ハイレゾ対応コンポ」です。
小型で価格が安いばかりでなく、スマホなどを使って、
ワイヤレスで簡単に操作することが可能になっています。
パソコンで必要なのは、ハイレゾ音源を
ダウンロード購入することだけ。
あとは、音源をUSB経由でレシーバーアンプと接続したら、
普通に鳴らして、スピーカーやヘッドホンで
超高音質サウンドを再生することができるのです。
このページでは、
手軽にそんなハイレゾを楽しめるミニコンポから、
“おすすめの3機種” をご紹介しましょう。
「TEAC(ティアック) Reference 101 HR-S101-SW」
デスクトップにピッタリなコンパクトボディで、
USB経由でハイレゾ音源を入力再生できるほか、
スマホやポータブルデジタルプレーヤーの音源も、
Bluetooth経由で再生が可能なミニコンポ。
わずか7㎝と言う小さなウーファーながら
迫力ある低音は、なかなか聴き応えがあります。
高音もメリハリがあって、
良く伸びている印象ですね。
ただし、このコンポにセットされるスピーカーは、
ハイレゾ対応ではないのでリアルな超高音を楽しむなら、
ハイレゾ対応ヘッドホンを用意する必要があります。
安価な値段で買えるシステムですから、ハイレゾは初めて
と言うオーディオ初心者の方に最適なモデルです。
このコンポは、これ1台でハイレゾ音源を再生できるので、
あなたはハイレゾ音源をあらかじめ用意するだけでOK。
AirPlayやBluetoothにも対応なので、ワイヤレスで
スマホなどにためた音源を楽しむこともできます。
スピーカーもしっかりハイレゾ対応ですから、
人間の可聴域を超える100kHzまでの高音を再生する
スーパーソニックツイーターのおかげで、
繊細でキメの細かい音を奏できますよ。
低音も竹プラントオパールウーファー採用で、
豊かで自然な響きで再生。
パナソニック特有の、スッキリと
ダイナミックな音質が好きな方におすすめします。
パソコンと一緒にデスクトップに並べても、全く
違和感のない超小型マイクロコンポシステムです。
パソコンとレシーバーをUSBで接続することで、
手軽にハイレゾヘッドホンアンプとなり、
ハイレゾ対応ヘッドホンを使えば、
バッチリハイレゾ音源を楽しめます。
このコンポは基本、レシーバーとスピーカーを
bluetoothで接続することが前提ですから、
煩雑になるケーブルが必要なく、
デスクトップをスッキリさせられるのがメリット。
ただし残念ながらこのスピーカーも、
ハイレゾ音源で再現することはできません。
しかし、
Bluetoothの高音質コーデック「LDAC(TM)」に対応、
ハイレゾに近い音質で再生することが可能です。
小型ながら量感のある低音を再生し、
クリアな中音から高音を楽しめますよ。
パソコンを中心にして、デスク上でハイクオリティな
サウンドを求める方におすすめできるコンポです。
いかがでしょうか。
3機種ともハイレゾ音源さえ用意すれば、
手軽にハイレゾ音質で音楽を楽しめること、
お分かりいただけたでしょうか?
この中で、どうしても
スピーカーでハイレゾを再現したい方は、
迷うことなく「SC-PMX100-S」を選ぶべきですね。
ただし、人間の可聴域(20kHz)を超える音域が、
どこまで聴こえるのかは個人によっても差があります。
スピーカーがハイレゾに対応していないからと言って、
それだけで 「HR-S101-SW」や「CAS-1」の
音質が劣る訳ではないので、あくまで
トータル性能で購入を考えるのが良いでしょう。
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