『FOSTEX AP20d』レビュー評価:超小型デジタルアンプの音質とは?

テレビやパソコンの音を外部スピーカーで、
高音質を楽しみたい人も多いと思います。

 

もし小型スピーカーを使うなら
合わせてアンプも小さなものにすると、
見た目にもバランスが良いですね。

ならば手のひらサイズの、こんな
超小型デジタルアンプはいかがでしょうか?

 

それは「FOSTEX AP20d」です。

 

今回は取扱いが容易なこのAP20d
ユーザーレビューを基に、
魅力を評価してみましょう。




 

FOSTEX AP20dの特徴(ハイレゾ対応って本当?)

 

AP20dは
幅10.8x高さ4.2x奥行き13.8㎝の、
超小型サイズです。

 

重さも、わずか520gしかありません。

 

出力は20W+20W(4Ω)12W+12W(8Ω)で、
デジタルアンプとしては標準的なパワー。

インピーダンスが合うスピーカーなら、
よほど効率の低いものでない限りは
音量不足で悩むことはないでしょう。

 

入力端子は2系統あり、RCA端子が1つと
前面にミニジャックが1つ。

インプットセレクターはなく、
ミニジャックにプラグを挿すとそれが
優先されるようになっています。

 

スピーカーは1系統で、
端子はプッシュ式。

簡単にケーブルと接続できるのですが、
バナナプラグは使用できません。

 

前面パネルはミニジャックのほか
ボリュームつまみだけで、
シンプルなレイアウトです。

 

トーンコントロールはなく
本機で低音を増強できませんが、

プリアウト端子を装備しており
サブウーファーを接続できます。

 

プリアウト端子があることで、より
高出力のパワーアンプともつなげます。

 

ところで本機は、
ハイレゾ対応とうたっています。

ところが肝心のデジタル入力端子がなく、
パソコンと直接つなぐことはできません。

 

パソコンとつなぐためには、
別途USB-DACを購入して
間に介さないといけないのです。

 

テレビと接続する場合、アナログ信号なら
RCAケーブルでつなげば大丈夫です。

リモコンも付属していないこともあり、
デジタル回路のアンプながら
アナログ的な一面も持っていますね。

 

では実際の音質や使い心地は、
どんなものでしょうか。

ユーザーレビューを集めましたので、
彼らの声を聴いてみましょう。

 

その後で私が本機を評価し、
まとめてみたいと思います。

 

FOSTEX AP20dのユーザーレビュー

 

★「古いアンプが壊れたので購入した。コンパクトだが、音がクリアに出るので満足だ。またスリープ機能があるので、節電にもgood!」

★「小音量でクラシックやポップスを聴くのであれば、このアンプで十分だと考えられる。聴きやすい癖のない素直な音だ。オーケストラ等を聴いていると、弱い音にボリュームを合わせていると、強い音になってもそれほど強い音にならない。いわゆるダイナミックレンジが小さいのだ。BGM用と割り切って使用するのがいいかと思う。出力が20Wx2となっているが、実際にはそれほど出ていないのではないかと考えられる。」

★「PCの5.1チャンネルのフロントに使った。スピーカーは車から外したフルレンジスピーカーを繋いでいる。変なノイズもなく、ボリュームもスカスカ回るのでは無く、重みのある周り方をする。長期間使っても、ガリが出ないかも知れない。ボリュームを左に回し切ったら、カチッとOFFになる。安っぽいUSBスピーカーを使うよりいい音が出る。」

★「コンパクトサイズとオートパワーオフ、値段の割の高音質に満足した。音質的には高音がきれいに出ている反面、低音はあまり出ない印象。寝室用やPC用などで、軽く音楽を楽しみたいという人向けという感じだろうか。」

 

FOSTEX AP20dの評価

AP20dはデジタルアンプなので、
冷ややかで高音がキツい音なのでは?
と想像されるでしょう。

 

しかし意外にも、スタジオモニター的な
サウンドを奏でるのです。

 

高音はハイレゾ音域まで再生できるためか
クリアで伸びやかですが、
決してキツい鳴り方はしません。

全域に渡りスムーズに音が出て来ますが、
レビューにもあるように
低音の厚みにやや欠ける感じを覚えます。

 

同じFOSTEXのスピーカー P804-Sで鳴らせば
上手く低音の厚みを補ってくれて、

誇張のない聴きやすい音になり、
相性としては最も良いと思います。

 

色々レビューを見ると
DALIの製品を使っている方が多いようで、

例えばOBERON1なら中高域が華やかで、
きれいな音を奏でるようです。

 

低音の量感はやや少なめですが、
中高域の音色を重視する方なら
こちらの方が気に入るかも知れませんね。

低音が不足する分には別途、
サブウーファーをつないで補う手もあります。

 

使い勝手はシンプルな外観で、
可もなく不可もない
と言ったところでしょうか。

 

入力信号が途切れた時はしばらくして、
電源が切れるスタンバイ機能があるのは、
省エネになって良いですね。

ちなみにスタンバイ機能は、
好みでキャンセルも可能です。

 

惜しいと思うのは、スピーカー端子。

コンパクトなアンプであっても、
バナナプラグ対応にして欲しかったです。

 

プッシュ式は簡単に
ケーブルを固定できますが、

あまり太いケーブルを使うと、
端子の穴に差し込めない場合が出て来ます。

 

どうしても太いケーブルを使いたい場合は
スピーカーターミナル用プラグを使って、
端子とつなぐ方法を取ると良いでしょう。

AP20dは派手さはないものの
手軽にソツなく使える卓上アンプとして、

小型アンプを求めるあなたに
おすすめしたいと思います。

 

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