アナログオーディオの極み『Douk Audio VU3』: 音を目で見るVUメーター兼オーディオスイッチャーだ!

オーディオとは、主に耳を通じて楽しむ趣味です。

五体を駆使するものではないため、耳が疲れてしまうと、そこで飽きてしまいます。

 

特に現代はデジタル化が進み、オーディオ機器が小さくシンプルになったことで、機器そのものは、単に音を鳴らすだけの手段になりやすいんですね。

なので、機械としての存在感があまりありません。

 

それに比べると、アナログ機器全盛期は機材そのものが大きくて、部屋の中で幅を利かせていました。

オーディオコンポを所有すると言う喜びがあったのです。

 

しかも、メカが動いたり光ったり針が動いたりと、目でも楽しむことができたことで多くの人に親しまれ、メーカーも次々と新製品を登場させていました。

今でも目で楽しむオーディオがあれば、もっと興味を持ってもらえることでしょう。

と言う訳で、そんなアイテムがないかと探していたら、ありましたよ。

 

そのひとつがVUメーターです。

いくつかのメーカーが販売している中、今回は特に存在感の大きい「Douk Audio VU3 デュアルアナログVUメーター」をご紹介したいと思います。




 

昔のコンポは目で楽しむメカが多くて良く売れた!

 

 

オーディオコンポが良く売れた時代は、動くことでいかにも良い音を出しているぞと、目で見て分かるメカニズムが色々とあったものです。

どう言うところがそうなのか、述べてみましょう。

 

 

まずはテープデッキ。

オープンリールでもカセットでも、テープリールがクルクル回るのが良く見えました。

また音量レベルメーターの針が、録音中左右に揺れることで、適正に録音できているか目で確認できたのです。

 

 

それからFMチューナー。

チューニングつまみを回して放送局を受信するのですが、チューニングメーターが右へ一杯に振れたところが、ジャストチューニングだったんですね。

メーターの代わりに、インジケータランプになっているモデルもありました。

 

 

次にアンプです。

アンプもVUメーターが装着されていたモデルがあり、これで現在何ワット出力されているのか確認できたんです。

 

 

真空管アンプなんかも稼働中は真空管が光るので、それを見ているだけで暖かい気分にしてくれました。

真空管は発熱するので、本当に熱くなったんですけどね。(^’^)

 

 

そして現在、若い人にも注目されているレコードプレーヤー。

音源となるレコード盤をテーブル上で回転させたら、自分でアームをレコードまで持って行き、針をそっと下ろす行為が、いかにもオーディオ的感覚にさせられたんですね。

 

これら目と手、そして耳を駆使して聞こえた音は、誰もが感動したことでしょう。

その感動が、今の小型でシンプルなデジタルオーディオ機器からは、湧いてくることがありません。

 

要は、聴きたい音楽を耳にすればそれで完了。

音楽には感動しても、機器にはそれが感じられないんですね。

 

 

そこで今のコンポを使いながらも、せめて鳴っているぞと主張するのが目で分かる機材、それが単体のVUメーター。

Douk Audio VU3なら作りに安っぽさがなく、他の機材に引けを取らない存在感があって良いんです。

 

音が目で見えても実際に音質が向上することはない

 

まずは、今回のVU3が動作する様子を確かめてみましょう。

あるユーザーの動画ありますので、ご覧になってみて下さい。

 


協力 まいまいオーディオさん

 

さて本機ですが、音質的にどのように影響するのかと問われると、特に何もありません。

アンプから信号が入力されれば、メーターの針が左右に揺れるだけで、音がちゃんと出ていることが確認できると言うものです。

 

 

本体に抵抗するチップがある訳ではなく、信号は素通りするだけなので、基本的に音は良くも悪くもなりません。

ただ鳴っていることを、目でも楽しめるものなんです。

なので、メーターを振らせるための電源は必要としません。

 

しかしメーターを照らすライトがあったり、リモコンが付属するのでそれを制御するための電源は必要となります。

電源供給用にUSBケーブルが付属しており、これを使います。

本体の電源ON/OFFはリモコンで行う仕様。

 

サイズは幅178㎜x奥行118mmx高さ68㎜で、メーターとしてはかなり大きく、他のコンポと比較してもかなり目立ちます。

随分とワクワクする大きさですね。

 

 

でも本機、実はただのVUメーターではありません。

便利なことに、オーディオセレクター機能も搭載しているんです。

背面にアンプを2台、そしてスピーカーも2セット接続が可能。

 

例えば1つにアナログプリメインアンプ、もう1つに小型のデジタルアンプをつなぎ、スピーカーは1つにフロアスピーカー、もう1つをブックシェルフスピーカーと言う感じにつなげますよ。

それぞれスイッチの切り替えだけで、アンプとスピーカーの音質の違いを楽しむことが可能なんです。

 

複数の機器を所有している人なら、簡単に切り替えられることで、とても重宝するのではないでしょうか?

ただ目で楽しむだけでなく、操作機能の利便性も考えられているところが、VU3の良いところだと思います。

 

では、本機の実際の使い心地はどんなものでしょうか?

いくつかユーザーレビューをピックアップしたので、次の頁を見ていただきましょう。

 

Douk Audio VU3のユーザーレビュー

 

★「2アンプx1スピーカーで、アンプの切り替え用に購入。音質の変化や劣化は、全く感じられなかった。アナログのレベルメーターは見た目にも楽しく、オレンジのバックライトも良い雰囲気だ。筐体も金属製で、安っぽさも感じられない。アンプ側で音量を上げていくと、レベルメーターの振れ方が大きくなる。ソースのレベルではなくスピーカー出力レベルで表示される点は、アンプの二次側に設置している以上仕方ないだろう。この製品はアンプ2系統、スピーカー2系統に対応しており、アンプの切り替えで使用したい私の使い方にマッチした製品だった。」

★「音に合わせ針が動くのを見ているだけで、楽しさがプラスされる。当然ながら音質が良くなるわけではないが、変な雑音もない。リモコンは小さすぎず問題なし。」

★「リモコンでリスニングポイントから移動せず、瞬時に切り替えられるので、聴き比べに最適だ。リモコンの形が販売サイトの画像と違ったが、機能は十分だった。メーターの明るさもリモコンで変えられるので、シーンに合わせて調整できて便利だ。」

★「お金をかけないオーディオマニアだ。最近、オーディオに飽き感があり、イメチェンを狙って購入した。40年前のアナログ感が新しい感じで蘇った。」

 

まとめ

 

 

いかがでしょうか?

音を目で見る演出をしてくれるVUメーターは、オーディオを楽しむ上で、ワクワク感をかきたてるアイテムになるに相違ありません。

その中でもDouk Audio VU3は、本体が大きいために目立ち、オーディオしてる気持ちを高めてくれそうですね。

 

しかも、単に飾りのVUメーターだけではなく、オーディオセレクターの機能を備えているので、スピーカーを2セット欲しいユーザーにはとても便利。

パッと切り替えて音質の違いを味わえることに、ますますオーディオコンポの沼へハマってしまうかも知れませんね。

背面にある端子は全てバナナプラグ対応なので、接続不良を起こす心配もないでしょう。

なおユーザーレビューにあるように、付属するリモコンのデザインが2種類あり、購入した際どちらが配送されるのか、その時の偶然によるようです。

購入者側で指定はできないので、この点は容赦する必要がありますね。

それから、電源供給用にUSBケーブルは付属しているものの、100V変換アダプターは付いていないので、ユーザー側で用意しないといけないことに注意しましょう。

 

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