ハイレゾ対応として人気のスピーカーシステム
「ONKYO D-112EXT」
を、レビューで音質を評価してみましょう。
リアルウッド突き上げ板仕上げを採用し、
美しい仕上がりが特徴ですね。
わずか10㎝のウーファーながら前面ダクトで
量感ある低音を再生し、聴き応えのあるスピーカーです。
それでは実際に、どんな音を
奏でてくれるのでしょうか?
すでに愛用しているユーザーの皆さんの声を参考に、
D-112EXTの魅力を確かめてみましょう。
★「今回購入したD-112EXTは最も好みの中高音を奏で、現在メインスピーカーになっている。シンバルの “チ~~ン” と言う余韻が美しく、なおかつ、打楽器の“カッコッ” と言う音も前に出て来て、私に取って理想に近いバランスだ。しかし、サイズに対して大きなダクトからの低音は、量があってももたつく感じだ。」
★「中音域から低域重視だ。一番出ていないのは高域と言った感じ。”高域のノビが~、ツヤが~” と言う意見もあるが、私見ではそこまでないと思う。ハイレゾをうたっているだけあり、必要分はちゃんと出てはいるが、ちょっと物足りない。」
★「期待したほど音がピュアでないような気がするが、まあこのクラスでは良しとするか。」
★「低音から高音に掛けて、フラットに鳴る。歯切れも良ければ、ボーカルのリアル感も優れている。低音もそこそこ豊かで、超高音も苦しくない。これぞ、現代のハイレゾスピーカーなのだろう。」
では、色々語ります。
まずは見た目になかなか高級感があって、
好ましい仕上がりになっていますね。
ズラッとユーザーレビューを見ると、
高評価が多く、低い評価はあまり見当たりません。
肝心の音質は、小型ながら比較的たっぷりと低音が出て、
サイズ以上のスケール感があります。
これは、前面に出た大きなバスレフダクトの恩恵が大きいもの
と思いますが、ただシビアに言うとボワッとした感じですね。
しかしバランスは良いので、これくらいの量感が
このスピーカーにはお似合いでしょう。
中音はクリアで、ボーカルの
リアル感が表現されるのはさすが。
またハイレゾ対応と言うことで、高音に非常に
期待したいところですが、普通のCDを聴く限りは、
特別超高音が伸びている感じはしません。
スペックでは、
周波数特性は60Hz~100kHzになっているところを見ると、
ハイレゾ音源を再生した場合に違いが出るのでしょう。
全体的にはおとなし目の音質ではありますが、
小型でナチュラルな音を求める方には満足感の高い、
優秀なスピーカーシステムなのではと思います。
※この商品は現在販売されておりません
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