オーディオの知識があまりない初心者の方でも、
アンプとプレーヤーそしてスピーカーが一式になって
選びやすい機器がミニコンポですね。
しかも、コンポを別々に組み合わせるバラコンと比べ、
横幅が短く全体的にもサイズが小型なので、
置き場所に困らないのも大きな魅力となっています。
今回は、2019年ユーザーレビューで選ぶ
「ミニコンポベストバイ高音質5モデル」と題し、
価格の安い順にあなたにご紹介したいと思います。
サンスイ SMC-300BT:真空管とデジタルがドッキングした
ミニコンポとしては珍しくプリアンプ部に真空管を採用して、
柔らかく奥行のある音としながらパワーアンプ部をデジタル化、
ダイナミックさとを融合させたモデル。
マニアには興味津々なコンポで、サンスイと言う
かつてあった名門ブランドを名乗っていることでも、
所有意欲をそそられてしまいますね。
スピーカーユニットに手抄きの和紙を使用したことも、
ファンの話題を呼んでいます。
サンスイと言っても
実際に製造しているのはドウシシャ。
レトロなオーディオ機器を得意とするメーカーです。
詳しくはこちら ⇒ サンスイ SMC-300BT
パイオニア X-HM76:外付けハードディスク使用でミュージックサーバーに
CDやFMラジオだけでなく、PCを介さずにダウンロードした
ハイレゾ音源も楽しむことができる、新世代のミニコンポ。
しかも、外付けHDDを使用することで
デジタルソースをどんどん録音できるので、
ミュージックサーバーのように
長時間音楽を流し続けることが可能です。
他にもネットラジオを聴くことができるなど、
まさにPCオーディオそのもののモデルですが、
スマホさえあればパソコンいらずで容易に
デジタル音源を集められるのは大きな魅力でしょう。
詳しくはこちら ⇒ パイオニア X-HM76
オンキヨー X-NFR7FX:SDカードやUSBメモリーに録音できる
最近のミニコンポはUSBメモリーの音源を再生したり、
Bluetoothでスマホの音源も再生できるのは当たり前。
本機はそれに加え、
今ではあまり使わないSDカードも利用でき、
しかもUSBメモリーともども
CDから2倍速で録音することも可能なんです。
シリーズとしてロングセラーのモデルですから、
完成度の高いミニコンポとして
長く愛用したい人におすすめできるでしょう。
詳しくはこちら ⇒ オンキヨー X-NFR7FX
パナソニック SC-PMX150:付属スピーカーがハイレゾに対応
ハイレゾに対応するミニコンポと言っても、
多くのモデルは実際にはアンプから出力するまでのことで、
スピーカーから出る音はハイレゾにはなっていません。
それを本機は付属するスピーカーに、
スーパーソニックツイーターを搭載してハイレゾ再生が可能。
ハイレゾ音源さえ手に入れば、これ1台で部屋の中で
ハイレゾを楽しむことができるんです。
しかし、出て来る音はとげとげしいデジタルサウンドではなく、
むしろアナログサウンドに近い滑らかな美しい音を奏でます。
デジタルサウンドに少し抵抗のあるあなたでも、
納得できるコンポになるでしょう。
詳しくはこちら ⇒ パナソニック SC-PMX150
JVC EX-HR11:バラコンの高音質をミニコンポサイズで楽しみたい人に
高音質なオーディオコンポが欲しいのだけれど、とにかく
コンパクトなサイズで楽しみたい人に相応しいモデルです。
JVCが得意とするウッドコーンの新設計タイプを採用、
今まで引っ込み思案だった低音の弱点を見事カバー。
迫力ある低音と共に、
立体感のある中高音が魅力となっています。
良い音のために少々の出費は惜しまない人なら、きっと
高い満足感を得られるミニコンポと言えるでしょう。
詳しくはこちら ⇒ JVC EX-HR11
まとめ
ここ近年に発売されたミニコンポは、
価格の違いこそあれ、
それぞれ独自の特徴を持つものが増えています。
なので、購入する決め手は価格だけでなく、
各モデルの特徴を良く理解した上で
比較検討するのが後悔しない秘訣です。
音質も、いかにもデジタルを前面に押し出した機種もあれば、
デジタルアンプなのにアナログな音を意識した機種もありで、
いろいろなんですね。
搭載されている色々な機能にあなたがこだわるにしても、
まずは自分の好みの音を見極めた上で購入すれば、
きっとあとで高い満足感を得られることでしょう。
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