ハイレゾにも対応したベストセラーシリーズミニコンポ
「ONKYO X-NFR7FX」の、
音質や使い心地をレビュー評価してみたいと思います。
比較的低価格ながらも高級感のあるデザインで、
お部屋のインテリアにもマッチします。
NFCやBluetooth接続で、スマートフォンの
音源を再生することができます。
フロントのUSB端子から、USBメモリーの音源も入力でき、
色んな音源から入力できる便利なミニコンポになっています。
また、SDカードスロットも付いて、
こちらからの音源も再生が可能です。
しかもCDからUSBメモリーやSDカードへ2倍速録音もでき、
最近のミニコンポとして嬉しい機能を搭載しています。
ONKYO X-NFR7FXとONKYO X-NFR7FTXとの違いとは?
X-NFR7FXには、X-NFR7TXと言う旧モデルがありました。
しかし、両機を比較しても見た目では、
全く違いが分かりません。
そこで取扱説明書を見て、やっと
仕様変更を知ることができました。
それは「Directモード」が新たに追加されたことです。
「Directモード」とは、
いわゆるトーンコントロール回路をバイパスして、
その分歪みを少なくするもの。
ただし、常にフラットな音質のままトーンコントロールを
使わないユーザーには気になる機能ですが、
自分好みの音質で楽しみたいユーザーには、
それほど重要なものとは言えないかも知れません。
その他の変更部分は発見できないので、
全体的な音質には両者の違いはないと思われます。
ONKYO X-NFR7FXのユーザーレビュー
では、実際の音質や
使い勝手はどんなものでしょうか。
すでにX-NFR7TXを愛用しているユーザーの皆さんの
レビュー基に、この商品の魅力に迫ってみましょう。
★「一体型のコンポの内蔵スピーカーとは違い、低音の響きがとても気に入っている。ただ、CDの挿入部分が少し貧弱な感じがする。」
★「これまでウォークマンでしか音楽を聴いてこなかったが、音が格別に良く聴こえて非常に満足している。とても楽しくしている。」
★「ハイレゾをうたっている割には、全く音が良くない。価格が安いので致し方ないが、他の方が音質が良いとの書き込みはおかしく、だまされた感じだ。機能としてはSD・USBが使えるので、その点は気に入っている。」
★「かなり操作が楽な部類に入るミニコンポだと思う。リモコンの使い勝手も良い。音質は普通に音楽を聴くには良いと思うが、スピーカーが小さいので、このクラスに低音を求めてはダメだ。」
ONKYO X-NFR7TXの評価
さて、いかがでしょうか。
このコンポの初期モデルは1998年のデビューですから、
シリーズとしてかなりのロングセラーになっています。
ロングセラーになっていると言うことは、
それだけ評判が良く、
完成度も高くなっていることの証しでしょう。
スマホなどの音源を、ワイヤレスで接続できる
便利な入力機能はもちろん、SDカード・USBメモリーへ
録音・再生ができる点も、とても評価できると思います。
なおハイレゾ音源は、
パソコンにあるデータをUSBケーブルでつないで、
再生が可能になっています。
音質はクリアですが、おとなしい感じで鳴るので、
聴く人により物足りない印象を与えるかも知れません。
しかし、決してこもったような音質ではないので、
BGM的に聴くと言うよりスピーカーに耳を傾け、じっくり
聴き込むとこのコンポの良さが分かることでしょう。
スピーカーは、フロントにバスレフポートがある割に
押し出し感が弱い感じなので、重低音にこだわる方は、
別途サブウーファーを追加すると良いでしょうね。
本機にはリアにサブウーファー端子
を装備していて、接続は楽です。
全体的な操作系は、昔ながらのミニコンポのものを
踏襲しており、取り扱いは初心者でも戸惑いません。
低価格クラスのコンポではありますが、
じっくりと音楽を聴き込んでみたい方に向いた、
オンキヨーらしさを前に出した製品と言えるでしょう。
※この商品は、現在販売されておりません
コメントを残す