デザインに優れ、高音質と評価されている
デスクトップオーディオ、
「ヤマハ TSX-B235」をレビューします。
専用のコントロールアプリケーションを使い、
スマホからも操作ができる一体型オーディオですね。
旧型TSX-B232からのサウンドテイストを受け継ぎ、
ナチュラルな音を奏でる製品となっています。
では、実際の使い勝手や音質はどんなものでしょうか。
すでに購入したユーザーの皆さんの声を参考に、
TSX-B235の魅力に触れてみましょう。
★「3万円を切る価格とコンパクトなサイズから考えると、”マジか?” と思う程の迫力がありクリアな音だ。省スペースを目論んで買ったが、非常に満足している。」
★「寝室で使うにはちょうど良いサイズ。高音がクリアで、聞き取りやすい。i-Phoneをチャージしながら使えて便利だ。リモコンはさほど使わないので、操作性がどうのと言うのは気にならない。この価格でとても満足できる音で驚きだ。」
★「この機種は、CD機構が致命的にぜい弱だ。私は同タイプの旧型を使用していたが、CDの取り出しがほんの2年くらいで故障し、修理したものの再度壊れ新型に買い替えた。ところが買って半年で、同じくCDの取り出しができなくなった。構造的な問題と言わざるを得ない。音質・デザインは良いのだが、CDを使用する方にはおすすめできない。」
★「コンパクトな大きさで、USBポートやイコライザーも3種類ある。目覚ましにも使えるし、仕様は文句ない。音も低音がなかなか効いている。寝室に置く目覚ましや、ラジオ代わりとしてかなり良いかも。Bluetoothも簡単につながり便利だ。」
さていかがでしょうか。
小型オールインワンコンポで目覚まし機能もあり、
クロックラジオとして使うのにもピッタリです。
しかし、そこで終わってしまわないのが
ヤマハ製品の良いところですね。
なりは小さくても、りっぱな
オーディオ製品としての音質を有しています。
低音から高音まで、昔のラジカセとは
比較にならないクリアさと迫力が楽しめます。
このTSX-B235は旧TSX-B232を踏襲していますが、
optx・ACCと言う高音質ワイヤレス伝送が
できるようになった点が新しくなりました。
ただ、残念なことが1つ。
CDのオートローディング機構が、
どうやら改良されていないようなのです。
一度飲み込んだCDを上手く排出できない現象が、
相変わらず起こっているんですね。
この弱点が、この製品の魅力を台無しに
しているのは否めないことでしょう。
デザインは良いし、音質はこのクラスの製品としては優秀、
スマホから操作するのはとても便利で使いやすいのです。
ラジオやワイヤレス音源オーディオとして評価すれば、
充分ベストバイと言えます。
それだけに、オートローディング機構の完成度の低さが、
何とも歯がゆい思いがするのです。
この傾向はBOSEの製品でも、オートローディングメカに
不安があると言われていますから、ここはメーカーを越えて、
両社で新メカニズムを開発してほしいと希望したいところ。
この点さえ早く改良されれば、このクラスの製品の中では
最もおすすめしたい一体型オーディオになるでしょう。
ただし、「CDはほとんど聴かないよ」と言う方なら、
すぐにでも買って損はない商品と言えると思います。
※この商品は、現在販売されておりません
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