『ヤマハ NS-B330』レビュー:低音の量感はある方だが音質はナチュラル!

 

ハイレゾに対応する
ナチュラルな音質の小型バスレフスピーカー

「ヤマハ NS-B330」
を、レビューしてみようと思います。

 

スピーカーとしては小さな13㎝ウーファーながら、
低音域の量感と抜けの良さを追求。

 

ハイレゾ対応の超高域が再生可能な、
ホーン型ツイーターとの2ウェイ構成で、リアルで
厚みのある音を楽しめるスピーカーシステムです。




 

では実際には、どんな音を奏でるのでしょうか?

すでに愛用しているユーザーの皆さんの声を
参考にしながら、NS-B330の魅力に迫ってみましょう。

 

★「ピアノ仕上げのアウターバッフルは見事だ。プラスチックむき出しのものより、断然自分好み。ただ柔らかくへこみやすいので、硬いものを当てないように注意が必要。音は良くも悪くも、全体的に柔らかい印象だ。多くのヤマハユーザーが言う “細い音” だと思う。低音域の表現が豊かに留まっているのは、この柔らかさによるものだ。高音はこの柔らかさのために、はかなげな印象があり、先細りでノビのない感じを受ける。」

★「左右に非常に広い音像を展開する。低音はタップリと弾み、クラシック・ジャズとも作曲家やアレンジャーが、スコアに意図しただろうバランスを聴かせる。ボーカルは若干の協調が心地良く中高域はホーン型の音の作り込みで原音ストレートではない、ヤマハが理想とする非常に品格のある響きを聴かせる。」

★「高音と中音は、限りなく正解に近いんじゃないかと思う。ただ低音は、今一歩な感じがする。しかし決してダメと言う訳ではない。普通に聴くだけなら、十分な音質だ。」

★「このスピーカーは設置の仕方次第で、音のキャラクターが変化するようだ。設置場所や、台・インシュレーターなどの違いで音質が大きく変わる。スパイクで角四点を支えたら、低音が張り出してきた。ハイレゾは多くの情報を良く出しているみたいだ。CDとハイレゾの区別が明確に分かる。ハイレゾが豊かな音で、CDがやせた音に感じる。さらにハイレゾを聴きたくなるスピーカーだ。」

 

さて、いかがでしょうか。

 

あれこれと複雑な意見が多いですが、まとめると、
落ち着いてナチュラルな音だと言えますね。

 

小型ながら低音の量感はある方で
しっかりベースやバスドラなどは再現するし、
高音もハイレゾならではの伸びが期待できるものです。

 

全体的に少し柔らかめのクリアな音でもあるため、
ドンシャリな感じはありません。

J-POPやロックをガンガン鳴らすより、
楽器が1つ1つ浮かび上がるようなジャンルの曲を聴くと、
その良さが分かるのではと思える音質です。

 

真面目で優等生的、言い換えればスタジオモニター的な音と
表現すれば良いでしょうか。

ボーカルが少し引っ込んだ感じですが、楽器の音色を
じっくりと感じ取りたい方には
お似合いのスピーカーとなるでしょう。

 

ただし、レビューにあるように、
設置の仕方で鳴り方が変わるタイプなので、
自分で色々と試してみると面白いと思います。

 

ハイレゾのように、高音質のソースを選びたい
気持ちにさせるモデルでもありますね。

 

2ブラック
2ウォールナット
または
3ブラック
3ウォールナット

 

 

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