ハイレゾ音源をHDDに録音できるミニコンポ
「Pioneer X-HM76」
を、今回はレビューしてみたいと思います。
スマホやタブレットを介し、購入したハイレゾ音源を、
本機につないだ外付けHDDにダウンロードして
どんどんためて行ける、ゴキゲンなミニコンポ。
面倒なパソコンを使うPCオーディオを意識せずに、
ハイクオリティサウンドを楽しむことができるんです。
パソコンなしでハイレゾをダウンロードできる「e-onkyoダウンローダー」
では、ハイレゾをダウンロードする
ハイレゾソリューション「e-onkyoダウンローダー」
の概要を、動画でご覧になって下さい。
Pioneer X-HM76のユーザーレビュー
次に、実際のこのミニコンポの
使い心地と音質はどんなものでしょうか。
すでに楽しんでいるユーザーの皆さんの
評判を基にして、レビューしてみましょう。
★「表示窓が大きく本体もコンパクトだ。我が家のネットワーク環境を、最大限活用したくて購入した。使ってみると大変使いやすい。本体裏のUSBコネクターにバッファロー製のHDDをつないで、手持ちのCD楽曲をパソコン経由で取り込んだ。アプリを使ってiPhoneでコントロールしているが、これがとても便利。パワーもあり、それほど音にうるさくない私には十分な音質だ。」
★「付属のリモコンを使っているが、ボタンの質感が安っぽく、早く壊れそうだ。ネットラジオを聴きたくて購入したが、音質は特に良いと言う印象はない。スピーカーが思ったより小さく安っぽいので、別のスピーカーに変えると音が良くなるかも知れない。自分の目的は叶ったので、おおむね満足。WiFi機能も問題なく使用できた。」
★「ネットでのRadikoの聴取・ハイレゾ対応・液晶表示の充実さ等、この価格帯では随一の多機能コンポだ。音の方はバス/トレブル等調整でき、ナチュラルな音の感じ。JVCのウッドコーンスピーカーと比べると、少し柔らかく軽く残響のある音像になる。パワーも十分だし、CDのトレーの音も下位モデルと比べると雲泥の差があるほど小さい。」
★「ジャズやボーカル主体の音楽では、十分に合格ラインだ。価格を考えれば、かなり良い音質だと思う。スピーカーが随分チープな作りだったり、端子が安っぽかったりするが、価格なりだろう。表示パネルが大きく、USBメモリーのアルバムをリモコンで選んだりする程度には十分使える。スピーカーの特性なのか、2本の間隔が140㎝を超えると、視聴位置にかかわらず定位感がなくなる。」
Pioneer X-HM76とX-HM86との違い、そして評価
では、X-HM76に付いてあれこれ語ります。
このクラスのミニコンポで音源を録音でき、
ミュージックサーバーとして使える機能は本機が唯一なので、
これが最大のメリットになると思います。
もちろん、録音するHDDは別途購入しなくてはなりませんが、
最近は随分安くなったので、これだけの便利さを考えれば
大きな出費とはならないでしょう。
WiFi環境下ではネットラジオを聴くこともできるし、
CDデッキやAM/FMチューナーも搭載しています。
スマホにためた音源もワイヤレスで聴けることを考えると、
本機で再生できるソースは豊富にありますね。
ハイレゾ音源は、このコンポで
どこまで本来の実力を再現できるのか疑問ですが、
聴けることに越したことはありません。
このレシーバーには、同じフェイスデザインの
上級機XC-HM86があります。
X-HM76とX-HM86の違いは、より高クオリティの部品を使ったり、
出力が50W+50Wから65W+65Wへとパワーアップしています。
また、X-HM86はレシーバー単体での販売で、
スピーカーは付属しません。
しかし、本体機能を見るとそれほどの違いを見出せないので、
X-HM76のレシーバーのコストパフォーマンスはかなり高いと
思います。
ただ難を言うなら、X-HM76に付属するスピーカーは
あまりパフォーマンスが高くなく、
音質にこだわる方には不満を抱くかも知れません。
例えば低音に不満を感じたら、サブウーファー端子を介して
サブウーファーを追加したり、ゆくゆくはスピーカーの
グレードを上げ、より満足できるミニコンポにできるでしょう。
オーディオ初心者はもちろん、
サブ機としてなら中級者でもおすすめできる、
オーディオミニコンポシステムだと思います。
※この商品は、現在販売されておりません
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