『ONKYO CBX-200』レビュー:壁掛け可能な薄型CDシステムの音質を探る

独特の薄型CDオーディオシステム
「ONKYO CBX-200」
の音質や使い勝手はどんなものか、探ってみたいと思います。

 

このクラスとしては、ロングセラーになっているシステムで、
それだけ人気の高い製品と言えるものですね。

厚みわずか83㎜のスリム設計で、
置き場所を選ばないところが受けているのでしょう。

 

では、すでに愛用しているユーザーの皆さんは、
どんな感想を持っているのでしょうか?




 

いくつかのユーザーレビューを参考にして、
CBX-200を評価してみましょう。

 

★「すっきりまとまって良いデザインだ。CDの開閉もスライドドアのため、本当に場所を取らない。音質は、低音高音共にこもってクッキリせず薄い感じだが、音を聴くのではなく、手軽に音楽を楽しむものと割り切れば問題はない。パワーも、集合住宅で迷惑を掛けない範囲では十分だ。」

★「このサイズにしてはまとまった音質だと思うが、イコライザー機能が少し貧弱な気がする。低音は、あまり前に出ては来ない。パワー的には十分である。音にこだわる方は、実際に聴いてから購入するのが良いと思う。日常生活の中に、少し音楽が欲しいと思う方にはまずまずのコンポだ。薄型を生かして、壁に掛けられる点は評価されるべきだろう。」

★「音がきれいで、とても良かった。ただCDの読み込み時の音が大きく、気になるかな。」

★「前面のスライド式の開閉と適度な傾斜角度により、CDをセットするのも取り出すのもスムーズで使いやすい。良くCD取り出す時にキズを付けてしまうことがあるが、これは大丈夫だ。就寝時にスリープタイマーを使うが、音がフェードアウトするのは良い。」

★「デザイン重視で、音質はラジカセ延長程度で良しと買った。が、なかなか良い音を出してくれている。」

 

さて、いかがでしょうか。

 

スリムでコンパクトが売りなだけに、どこにでも置けて
邪魔にならないことが、一番のメリットではないかと思います。

壁掛けができるので、どうしても置き場所が
確保できない場合には便利ですね。

 

シンプルなCDセッティング方式を採用していることで、
取り出しにくかったり、オートローディング方式のように、
吸い込まれたまま出て来ないと言ったトラブルもありません。

 

音質に関してはこのタイプとしては平均的で、
ミニコンポのクオリティは期待しない方が良いでしょう。

コンパクトな割に、比較的大きな10㎝口径のスピーカーを
使ってはいますが、やはり薄くて容積がないために、
たっぷりとした重低音を求めることはできません。

ただし、トーンコントロールで調整したり
S.Bass機能を使うことで、低音を増強することは可能ですから、
低音不足に悩むことはないでしょう。

 

音質を最優先に選びたい人には不向きなオーディオシステムですが、
設置場所を最優先に考える人なら、満足度が高い一体型オーディオ
としておすすめしたいと思います。

 

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または

3

 

 

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