『ソニー STR-DH190』レビュー:コスパの高いステレオアンプの音質を評価する!

 

初めてのオーディオコンポ選びでどれにするか、
なかなか踏ん切りが付かないことってあるもの。

スピーカーなら見た目で音質が想像できますが、
アンプとなるとそうはいきません。

 

ならば、機能・性能・価格を照らし合わせ、
コスパの高さとレビューの良さ
この場合は決めてはいかがでしょうか。

そんな訳で
アンプ選びに悩む初心者のあなたに向け、
こちらのプリメインアンプを紹介します。

 

それは「ソニー STR-DH190」です。

 

今回はこのSTR-DH190
ユーザーレビューを基にして、
評価してみようと思います。




 

CONTENTS

ソニー STR-DH190はコストパフォーマンスの良さでベスト

 

 

STR-DH190は、プリメインアンプとして
エントリーモデルながら機能と性能で見て、
上級機に引けを取らない内容になっています。

純粋なる2chアナログアンプで、
幅430㎜のフルサイズコンポです。

 

外部入力端子は4系統もあり、
うち1つは入出力可能なので、

昔ながらのカセットデッキや
CDレコーダーが接続可能。

 

つまり、あらゆる録音機器が
使えると言う訳ですね。

 

また、最近のエントリー機では珍しい
フォノ入力端子があり
イコライザーが搭載されています。

昔ながらのレコードプレーヤーを
つなぐことができるんです。

 

それから外観を見ただけでは分からない、
ワイドバンドFMチューナーまで搭載。

 

と言うことは、本来なら
レシーバーと呼ぶべき製品なのですが、

ソニーではあえてFMチューナー付き
ステレオアンプと称しています。

 

スピーカー端子が2系統あることで、
そう呼んでいるのかも知れませんね。

 

それでいてBluetoothも付いているのも、
最近のオーディオ製品らしくあり、

当たり前のようにスマホに入れた
音楽だって楽しめてしまうのです。

 

しかし、機能が多いからと言って、決して
性能に手を抜いていることはありません。

 

低音が豊かでスピード感やパワー感があり、
澄んだボーカルを再現する、
リニア広帯域パワーアンプとしています。

 

では実際にどんな音質を提供しているのか、
使い勝手と共にユーザーの方のレビューを
覗いてみることにしましょう。

その後に、私が本機を評価してまとめます。

 

ソニー STR-DH190のユーザーレビュー

 

★「Bluetoothスタンバイが最高だ。Google Homeで “Bluetoothをオンにして” と言えば、勝手にアンプがオンになる。あとは “クラシックを再生して” など言えば、ステレオスピーカーから良い音が鳴る。20分間無音で勝手に切れるのも便利。音質はAVアンプの様に低音がズドーンババーンと響く感じがある。(スピーカーはALR/JORDAN Entry Si)高音は前のミニコンポ(SHARP auvi)の方が、繊細で綺麗だった気がする。」

★「スピーカーが2系統繋げる安いアンプを探していて、これを発見。実物を見ると、意外に高級感があっていい。ボタン・ダイヤルの感触はさすがにチープだが、リモコン操作できるので問題なし。音質はクリアな感じで聴き取りやすい。低音がちょっと弱め?な感じ。(音源はradiko、Bluetooth接続、ゲイン低音+3、高音+2)ただPCとBluetoothでペアリングしてみたら、なんとPC起動に連動してアンプ起動。これは便利!手頃なアンプを探してる人におすすめ!」

★「これだけの低価格アンプで、音質機能面が良好で充実しているだけに勿体ない。まあ、外見はコストダウンを計ったのかと思われる。前面パネルはプラスチック製で仕方ないが、横線状に10センチほどの擦り傷や数ヶ所に斑点上のシミが目立ち、とても見苦しい。外見の作り出来など神経質で気になさる方は、購入を見送るべきだと思った。音質機能面が良いだけに残念な商品だ。」

★「店舗でFMラジオをBGMがわりに流している。スピーカーも4個つなげることが出来る。しかも安い!もう少しサイズが小さければ最高!」

 

ソニー STR-DH190の評価

 

STR-DH190は、価格的に初心者を
ターゲットにしたアンプであることは
間違いないでしょう。

しかも、過去に主流だったアンプ機能に
こだわる若い人に向け設計されたと思える
部分もかいま見える製品です。

 

イコライザーを内蔵したフォノ入力端子を
わざわざ搭載したところなど、

最近の若者のレコード収集の人気に
あやかったものだと思います。

 

音は決してマニアックな傾向ではなく、
誰が聴いてもノリの良いAVアンプ的な、
低音にエネルギーを持たせたもの。

 

初心者が聴いても、ガッカリさせない
味付けがなされた音質と言えます。

 

ただやはり、コストダウンのシワ寄せが
外観や仕様に表れているのも否めませんね。

 

ボリュームや入力切替セレクターの
操作感覚が軽くてかったるいし、

バス・トレブル調整や左右のバランス調整は、
リモコンのメニューを開かないとできません。

 

設置する部屋の環境の違いで音質調整や
左右のバランスを補正するのが大切なのに、

初心者は使用頻度が低いだろうとパネルの
つまみを廃しコストダウンしているようです。

 

同じ理由でスピーカー端子は2系統あるのに、
極太ケーブルが使えない
チープな端子が使われています。

エントリークラスのアンプを選ぶ人は、
スピーカーケーブルにはこだわらないとの
認識なのでしょうか。

 

このように操作性や仕様など、
上級者には納得のゆかない部分があるものの、

FMチューナーは内蔵して一方で初心者へ
コスパの高さをアピールしています。

 

スマホで音楽を聴く若者には外せない、
Bluetooth機能があるのもしかりですね。

 

機能の豊富さやハイパワーだけでは
上級者は選ばないと思いますが、

安くオーディオを始めたいと考える方なら、
納得のプリメインアンプと言えるでしょう。

 

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または

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2件のコメント

  • バランス調整はついています。
    仮想レビュー迷惑です。

    • オーディオ情報屋

      1さんコメントありがとうございました。
      仮想レビューではありませんが、バランス調整の方法が不明でした。
      再度マニュアルを読み直したところ、リモコンの「アンプメニュー内」にあることが分かりました。
      お詫びして訂正させていただきます。

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