アナログレコードを再生するだけでなく、
ハイレゾ音源に変換し録音できるレコードプレーヤー
「SONY PS-HX500」
を、レビュー評価してみましょう。
シェルと一体となったストレートトーンアームが
斬新なデザインで、以前のレコードプレーヤーとは
一線を画したデザインの製品となっていますね。
フォノイコライザーを内蔵しているので、
アンプ側にイコライザーがなくても
難なくレコードを再生することができます。
では実際の使い勝手はどんなものでしょうか?
すでに購入して楽しんでいるユーザーの皆さんの
レビューを基に、PS-HX500の魅力を探ってみます。
★「レコードプレーヤーの扱いに慣れている人には良いが、そうでない人にはアームの上げ下げをやるには難があると思う。しかし、レコードからハイレゾで手軽にパソコンで録音できるのは嬉しい。」
★「ホコリをかぶっていたレコードをよみがえらせるには、ちょうど良い手段となる製品だ。すでにレコード20枚分をハイレゾ化したが、意外に簡単にできた。」
★「現代の録音機能に対応したリーズナブルな価格の製品なので、その点は良いが、アナログレコード全盛の一般のマニアには物足りない。出来れば、オートストップ・オートリフトアップ、またはオートリターンがあれば魅力的だと思う。」
★「個人的にはこだわっていたので、不安はあったが、レコードが便利に録音できるので購入して良かった。」
さて、あれこれ語ってみましょう。
現代のハイレゾ時代にマッチした製品を、
比較的安い価格で実現した
価値あるレコードプレーヤーだと思います。
ただし、往年の名盤レコードをじっくり堪能できる
ほどの性能・機能を持ち合わせている訳ではありません。
レコード通に不満なのは、何と言ってもカートリッジを
交換して音質の変化を楽しめないことでしょう。
かつてのプレーヤーは、この価格帯のものでも
カートリッジは普通に交換できたし、モーターも
より安定性のあるダイレクトドライブが主流でした。
このPS-HX500はごく普通のベルトドライブで、品質も
2~3万円程度のプレーヤーとほぼ同等と思われます。
あくまで、アナログ信号をハイレゾでデジタル信号化させ、
パソコンへ保存するツールと割り切って使うなら、優秀な
オーディオプレーヤーとして評価できるのでしょう。
※この商品は現在販売されておりません
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