昔と比べ、オーディオ製品を製造するメーカーは、日本では随分と少なくなりました。
現在オーディオコンポで、ハイエンドからエントリーまでラインナップするのは、デノン・マランツ・ヤマハの3社くらいです。
後のメーカーは、あってもハイエンドかエントリーのどちらかしかない有様ですね。
私としてはとても寂しい思いですが、そんな中でも元気の良い、マランツ(Marantz)の新しいプリメインアンプが好評になっています。
そのアンプとは、エントリークラスの「PM6007」です。
フルサイズコンポに属しながらも全高を抑え、コンパクトなイメージのピュアオーディオモデル。
時代に合わせてデジタル音源再生に対応しながら、基本をアナログアンプ構成とした、オーディオ初心者に相応しい内容のアンプなのです。
今回はこのPM6007にスポットを当て、どのような音質で奏でるのか、ユーザーレビューも交えて検証・評価してみたいと思います。