数々ある機能内蔵でネットワークレシーバーとして評判の、
「Pioneer XC-HM86」と
相性の良いスピーカーはどれか、述べてみたいと思います。
実際につないで聴いてみた、
ユーザーの皆さんの声を参考にしながら
検証してみましょう。
その前に、まずXC-HM86って、どんな
ネットワークレシーバーなのか触れてみたいと思います。
Pioneer XC-HM86の特徴
まず本機の特徴は、
PCを使わずにダウンロードしたハイレゾ音源を、
別途購入の外付けHDDにドンドンためて、
ミュージックサーバーのように使えることですね。
つまり、スマホやタブレットを介して、e-onkyo musicサイト
から購入した音源を次々と録音して行けると言うこと。
これまでは、レシーバーとPCをつないだ上に
PCにためた音源を再生していたのですが、XC-HM86なら
スマホでダウンロードした音源をHDDにためて楽しめます。
さらにこのレシーバーは、AM/FMチューナーやCDデッキも搭載、
またWiFiを使ってネットラジオを聴くことだってできます。
多彩にミュージックソースを楽しめますが、もう1つ嬉しいのは、
この小さなボディにプリメインアンプまで内蔵されていること。
音源さえ用意すれば、後はスピーカーをつないで
音楽を楽しめるシンプルさが人気となっているのでしょう。
ユーザーレビューによるPioneer XC-HM86に相応しいスピーカーとは?
ではここで、あちこちから集めた
ユーザーの皆さんのレビューで、もっとXC-HM86の魅力に迫り、
どんなスピーカーと組み合わせるのが良いのか見てみましょう。
★「福袋として同梱されていた同じパイオニアのS-HM86をつないでいるが、音質は満足している。デスクトップに直置きのため低音が若干ブーミーな感じだが、セッティングを見直せば問題はなくなりそうだ。特にイコライザーをいじる必要性も感じていない。」
★「使用しているのはダリのZENSOR1で、XC-HM86とは実に相性が良いと言うか、最高だと感じた。コンポの優しい感じの音を、見事に表現している。特に低音強調モード(P.BASS)を効かせると、重低音とまではいかないが心地良く感じる。」
★「スピーカーは、ヤマハのNS-B330と組み合わせている。音質は大満足。女性ボーカルは実に艶っぽいし、ピアノは澄んだ音。ハイレゾ音源も実に良く鳴らしてくれる。特にキラキラ系は快感を覚える。」
★「クリプシュのR-15Mと組み合わせた。本機の音は、ちょっと暗めのウォーム傾向。高域を無理に出していないので高級機のようなクリアさはなく、中低音が強調される音作り。ただS/N比は良好で、かなりの静寂さを感じる。」
私がおすすめするPioneer XC-HM86と組み合わせたいスピーカーはコレ!
さて、いかがでしょうか。
本機自体がコンパクトなので、どちらかと言えば、
小型スピーカーと組み合わせると見た目のバランスも良く、
相性も合うことがユーザーレビューから読み取れますね。
とは言え、出力は65W+65Wもあるので、
比較的大きなブックシェルフ型やホームシアターで良く使われる
トールボーイ型でもパワー不足を感じることはないでしょう。
私なら、やはり小型のブックシェルフ型で、
オンキヨーD-112EXTあたりを
組み合わせると面白いのでは、と思います。
小さいながらもハイレゾに対応しており、ハイレゾ
音源が持つ魅力を十分に発揮することができるハズ。
ウーファーは直径が10㎝しかありませんが、
前面にバスレフダクトを設置して、
小さいながらも量感のある低音を再生します。
XC-HM86はエネルギーが中音域寄りになっており、
このスピーカーとは中低音のバランスが合うと思います。
最終的にどのスピーカーと組み合わせるのが最も良いか、
聴く人の好みで違って来ますが、見た目の良さも考慮すると、
やっぱりデスクトップサイズモデルが似合うことでしょう。
そして、低音の押し出し感の強いモデルと組み合わせると、
ゴキゲンなサウンドを奏でるのではないでしょうか。
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