『ヤマハ RX-V4A RX-V6A』比較レビュー:サブウーファーは両機とも2台接続可能

 

オーディオ不況と言われて久しいこの頃ですが、その中でも、相変わらず元気なメーカーも存在します。

そのメーカーの1つにヤマハがあります。

 

本来ヤマハは大手楽器メーカーなので、オーディオコンポはそんなに売れていないんじゃないの?

そんな風に考えるあなたもいるかも知れませんが、コンポが売れているからこそ、楽器メーカーとしても日本のトップに立っていると言えるんです。

 

さてその中でも、ヤマハはAV(オーディオビジュアル)に特に力を入れており、主力のAVアンプ兄弟がデザインを一新して再デビューしました。

その兄弟機とは、「RX-V4A」「RX-V6A」です。

今回は双子のような、このRX-V4A/RX-V6Aの2機種を、ユーザーレビューを基本に比較しながら、魅力を評価してみたと思います。




 

ヤマハ RX-V4A/RX-V6Aの特徴と両機を比較する

まずはこちらの動画で、RX-V4A/RX-V6Aの解説をご覧下さい。

ある程度、商品概要を知ることができますよ。

 


協力 CRUTCHFIELDさん

 

両機は、同社のエントリークラスのAVアンプ(AVレシーバー)として、新しくデビューしたモデルです。

ヤマハはAVアンプのラインナップが多いのですが、RX-385RX-581の後継機とするのが正解でしょう。

 

フェイスマスクを一新、それまでのごちゃごちゃしたスイッチ類を廃し、真ん中に大きなボリュームツマミを配したスッキリデザインです。

両機とも幅約430㎜x高さ約170㎜のフルサイズコンポで、昔ながらの堂々とした雰囲気をもたらしていますね。(※高さはWi-Fiアンテナ収納時のもの)

ディスプレィは小さく目立たなくして、一部の機能の切り替えをタッチパネルにしたことで、パッと見、高級感をただよわせていますね。

 

 

さてRX-V4AとRX-V6Aの大きな違いですが、V4Aが5.1chでV6Aが7.1chのマルチアンプになっていることです。

定格出力はどちらも20Hz~20kHz 2ch駆動時、V4Aが80W/ch V6Aが100W/chとなっており、V6Aの方がグレードが高いことが分かります。

 

映像や音像関連のフォーマットは両機とも非常に多く、さらにV6Aはより豊富になっています。

詳しくは、こちらの仕様表をご覧下さい。

 

両機ともアナログソース入力も充実していて、AM/FMチューナーを内蔵、V6Aにはフォノ入力端子も装備。

昔ながらのレシーバーと同じように利用できることで、普通のオーディオ機器として使うことも全く問題ありません。

 

ちなみにサブウーファー端子は、どちらも2個装備されています。

これは左右独立したチャンネルとしているのではなく、モノラルの端子が2個付いているだけ。

 

サブウーファーを、単純に2台取り付けられる仕様なんです。

なので、基本的に両機は5.2ch・7.2chではなく、5.1ch・7.1chと言うことになります。

 

 

ただしV6AにはフロントL/RのPREOUT端子もあるので、こちらに2台サブウーファーをを取り付ければ、それぞれ左右別々の信号が再生可能になります。

そう言う意味では、V6Aに限っては7.2chと呼べるかも知れませんね。

 

まとめて言えば、出力など性能には大きな差はないので、両機は音質的にはそれ程違いはないと解釈できるでしょう。

ただV4Aと比較して、ネットワークソースやアナログ入力ソースがV6Aの方が充実しているので、こだわりのユーザーにはV6Aの方がおすすめです。

 

では、実際の音質や使い勝手はどんなものでしょうか?

すでに愛用している、ユーザーの皆さんのレビューを集めたので、次の頁でご覧下さい。

 

ヤマハ RX-V4A/RX-V6Aのユーザーレビュー

 

★「音の伸びがいいとおもう。RX-V4AはドルビーアトモスやDTS-Xがなく、ブルーレイディスクレコーダー等で映画のソフトをみて音響効果を楽しむものではなく、音楽鑑賞に特化したオーディオである。2チャンネルで聴いたら違いが凄くわかった。今は住宅事情であまり音を出せない時もあるが、ヘッドホンでサイレントシネマでサラウンドで聴けるのも良い。」(RX-V4A)

★「音楽も映像音楽も満足している。15年ぶりのAVアンプの買い替えをした。聴き疲れのしない素直なヤマハらしい音だと思う。FRスピーカーとサブウーファーは前機種のまま、サラウンドスピーカーは省スペースを狙い、ワイヤレスのmusiccast50をつないでいる。リアの左右感覚は下がったが、それでもサウンドバーよりはずっと良くて、音場の広がりがあることを映画で確認した。クライマックスシーンでは、床が震えるほどの迫力がサブウーファーから出た。アプリ・リモコンを活用してネットワークミュージックを楽しみ、リアSPはワイヤレス。デザインもディスプレィが浮かび上がり、ノブ少なめで全体的にもモダンでカッコいい。」(RX-V4A)

★「ヤマハらしい素直な音だ。細かく設定できるので、自分好みの音作りもできた。10年ぶりに一新したという内部基板での音の立ち上がりや解像度がすばらしい。2chオーディオでもマニアでない限り満足できると思う。やはりDSPは強力で、本当にコンサートホールにいるような音場を作ることも可能だ。今後のアップデートでDolby Atomosもハイトスピーカーなしでバーチャルで再現できるようになるとのことで、今後に期待だ。操作性は見ての通り本体上にボタンがほとんどなく、操作はオンスクリーンかスマホだ。ただプリセットが貧弱なので、操作は多少面倒かもしれない。SpotyfyとAmazonには対応している。Apple musicにはAir playの対応だ。iPhoneやMacでAir playを選ぶと、自動で電源までつく親切ぶりだ。Alexaの音声コマンドにも対応している。」(RX-V6A)

★「PS5での動作を確認した。PS4版の “初音ミクProjectDIVA Future Tone” をプレイしたのだが、表示も問題なく遅延もなく音ゲーのシビアな操作にも問題なかった。すべてのゲームで問題があるわけでなく、古い世代のそれほど繊細でないゲームは大丈夫なようだ。ただパソコンとPS5を切り替えると、パソコンに切り替えたときはすぐに画面が表示されるのに対し、PS5に切り替えたときは音声はすぐに出るのだが、画面が表示されるのに1分くらいかかる。頻繁にガチャガチャ変えるものではなさそうだ。」(RX-V6A)

 

ヤマハ RX-V4A/RX-V6Aの評価

RX-V4ARX-V6A、さらに今回紹介していないRX-A2Aにおいてですが、初期ロットに不具合が出たことは、ご存知の方もいるかも知れません。

ゲーム機のXbox SeriesXと、グラフィックボードのNINDIA GeForce RTX30で、4K/120Hz信号を入力しても映像や音声が出力されなかったのです。

 

しかし、該当するロットをリコールし基板交換の対応をした結果、2021年5月以降に購入したものも含め、安心して使えるようになりました。

まずはめでたしですね。

 

さてV4AV6Aの2機種ですが、超多機能のAVアンプ・AVレシーバーでありながら、スッキリしたフェイスデザインにしたことは、非常に好感が持てると思います。

それはまるで、2chピュアオーディオ用プリメインアンプのようで、音質もいかにもAV的な派手さみたいなものはなく、ヤマハらしい解像度の高い緻密な音です。

 

この音が好きなためにAVアンプなのに、わざわざ2.1chオーディオアンプとして使っているユーザーもいるのだとか。

そしてバイアンプとしてシステムを構築し、自分好みの音を楽しんでいるんだそうです。

迫力の音で映像を盛り上げる意図があるのなら、DENONの一連の製品の方がおすすめですが、1つ1つの音色を重視するならV4A/V6Aの方が良い結果になることでしょう。

 

両機の音質の違いですが、基本的にそれ程変わらないと思ってよさそうです。

ネットワークソースもアナログソースも、より多岐に渡りV6Aの方が楽しめるので、ピュアオーディオ的にも音楽を楽しみたいならこちらを選ぶと良いでしょう。

利用するソースも限定して映像もゲームや映像が中心なら、V4Aでも十分なパフォーマンスが得られそうです。

 

以前集めていたレコードやCDの鑑賞もしたいと言うのなら、V6Aの方が後悔しないかも知れませんね。

基本AVにしてもヤマハの音質は正統的なものと、念頭に置いた上で選ぶことをおすすめしたいと思います。

 

※RX-V4A

2


または

3

※RX-V6A

2


または

3

 

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