『ヤマハ CRX-N470』口コミ・レビュー:これ1台でネットもCD/FMも可能なネットワークレシーバーを評価!

 

スマホで音楽を楽しむことから卒業して、
本格的にオーディオコンポを揃えてみたい
と思っているあなたもいることでしょう。

でも全てをバラバラのコンポで組むには
少し敷居が高いし、スマホも利用して
良い音を聴いてみたい。

 

ブランドだって一流メーカー製が良い。

 

そんな方は1台で
ネットオーディオやCD/FMまで聴ける、

こんなネットワークレシーバーを
考えてみてはいかがでしょうか。

 

それは
「ヤマハ CRX-N470」です。

 

コンパクトなボディで、
デスクトップに置いても邪魔にならない
コントロールセンターです。

 

今回は初めて本格的に
オーディオコンポを購入する方に相応しい、

CRX-N470をユーザーの口コミ・レビューで
評価してみたいと思います。




 

CONTENTS

ヤマハ CRX-N470はお手持ちのスマホを生かせる本格的レシーバー

 

CRX-N470はオーディオ初心者向きの
エントリークラス製品ながら

パネルデザインは、本格的な
ヤマハオーディオを思わせるものです。

 

幅は270㎜と小さく重量は3㎏と軽いので、
手にすれば価格の安さに納得しますが、
機能や性能は見た目以上のものがあります。

 

何と言ってもスマホとワイヤレスでつなげ、
ヤマハ専用のアプリ「Music Cast」で
簡単にネット上の音楽を楽しめるのが便利。

 

今までスマホで音楽を聴いていた方なら、
何の違和感も感じないことでしょう。

パソコンに溜めている音楽ソースも、
USBメモリーを使って簡単に
本機で再生することが可能です。

 

もしあなたがCDを集めていた方でも、
別途プレーヤーを用意せずに
このまま楽しむことができますよ。

ラジオ放送が好きな方ならFMが聞けるし、
ワイドバンド仕様で一部AM局も受信でき、
オフィスや店舗で使うのも良いと思います。

 

ネット上の音楽は
スマホで操作するのが便利ですが、

CDやFMなら付属のリモコンで
操作するのが便利でしょう。

 

小型軽量ボディながらも
クラスDデジタルアンプ採用で、

最大出力が22W+22W(6Ω1kHz)と
まずまず不足のないパワーです。

 

あと気になるのは音質ですね。

 

では実際にどんな音を奏でるのか、
ネット上でユーザーの方々の

口コミ・レビューを集めたので、
使い勝手と共に確かめてみましょう。

 

その後で、私が本機の
評価をしてみたいと思います。

 

ヤマハ CRX-N470のユーザー 口コミ・レビュー

 

★「YAMAHAのオーディオの面構えを、そのままにコンパクトにしたデザインで、とてもクール。小さいながらも “オーディオ感” があって、とても気に入っている。AirPlayが使えれば良かった為、ネットワーク機能をそこまで駆使するわけではないが、私にとっては非常に操作し易い。アプリのMusic Castを使っての操作は非常に分かり易く、Wi-Fi等の設定も簡単だった。Music Castから簡単にradikoにも接続できるので、FMアンテナを本体に接続しなくてもラジオを聴ける為、見た目もスッキリ。音質にはとにかく驚いた。スピーカーケーブルはZONOTONEの2200αにバナナプラグで端末処理したものを使用。変なピークもなく、非常にバランスが良い音。ボーカルはナチュラルで “さ” 行が耳に付かず、しかしシンバルはきらびやかに且つ厚みがあり、低音も音程をしっかり表現し力感も充分。AirPlayでの再生音も素晴らしい。 」

★「高音から低音まで出過ぎたところは無く、かと言って引っ込み過ぎたところも無く、素直な良い音を奏でてくれる。多分この感じが私の想像していた “ヤマハの音” なのだと思う。出力特性上ハイレゾでは無いものの、FLACK 24bit等のハイレゾ音源は再生できる。こんな感じだから、あの “黄金のハイレゾマーク” は付いていない。パワーは必要最小限だが十分だ。デジタルアンプで見せかけのパワースペックよりもスピーカーの駆動力があるのか、DENON製の能率の悪いスピーカーを使用しているが、十分良さを引き出してくれていると思う。」

★「iPhoneとBluetooth接続での使用を考えていた。接続はできるのだが、iPhone側の音量操作がそのままアンプのマスターボリュームに連動する。うっかり最大音量をタップした場合は爆音となり、スピーカー破損の恐れがある。購入後にこれを知って即刻返品した。onkyo製品などでは、Bluetooth接続時にはマスターボリュームに連動しない仕様だ。」

★「低音から高音まで素直に出る音質、落ち着いて部屋に溶け込むデザイン。AirPlayやBluetooth、radikoやインターネットラジオに対応した機能と全体として不満のないレシーバーだ。他のメーカーはどれも耳障りな部分が目立つように感じた。その点、素直な音の組み合わせで音響製品を作るヤマハの特徴が、良い方に現れたのがこの製品ではないだろうか。」

 

ヤマハ CRX-N470の評価

 

最近のヤマハの製品はAVアンプを中心に
戦闘的なデザインのものが多々ありますが、

CRX-N470は昔ながらの
ヤマハ的なもので好感が持てますね。

 

ボリュームも大型のツマミが付き、
使いやすいと思います。

ならば一緒に音質調整もリモコンではなく、
ヤマハ独自の縦長ツマミを採用すればと
思ってしまうのは私だけでしょうか。

 

とは言え小型パネルのレシーバーは、
どこのメーカーのものでも多くの操作を

リモコンで行うのが常識化しているので、
本機もそれに合わせているのでしょうね。

 

まあ時代の流れと言えばそれまでですが
本機のリモコンはボタンや表示が小さいです。

パッと見、非常に見難いので、
もう少し老眼の方への配慮があったら
良かった気がします。

 

ただ全体的な操作は複雑ではないので、
よっぽどメカに弱い方でもない限り、

常に取説を手にしていないと
使えないと言うことはないでしょう。

 

音質に付いては良くも悪くも
ヤマハらしい音。

 

エントリークラスの製品ながらしっかり
低音から高音まできちんと再生され、
真面目で素直な音と言えます。

 

比較的大人しい音ですが聴き疲れもないし、
そこがヤマハの持ち味だと思います。

 

このような音質のレシーバーには
ドンシャリ系スピーカーは似合いません

迫力を前に出したものより、
楽器やボーカルの音色を大切にした
モデルが相性として良いでしょうね。

 

それを考慮すると
ペアとして相応しいのは、
同じヤマハならNS-BP182

 

少々タイトながら輪郭のはっきりした
密度の高い低音を再生します。

高音が刺激的に刺さらない
伸びの良さを期待できると思います。

 

他社で選ぶなら意外にも
SONY SS-CS5
似合いそうな気がします。

 

SONYに多いドンシャリ系ではなく
クッキリと解像度の高い音が、

ヤマハのナチュラルサウンドと
合うのではないでしょうか。

 

CRX-N470は高級機ではないものの
割とオーディオ通に好まれる音なので、

じっくりスピーカーと向き合う聴き方が
おすすめだと言えるでしょう。

 

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