すでにオーディオコンポを
一式持っているんだけど、
ネットワークミュージックも新たに
楽しんでみたい方もいることでしょう。
そんな場合は、
ネットワークオーディオプレーヤー
を追加することで実現します。
家庭にWi-Fi環境が用意されていれば
ネットラジオやradikoを楽しめるし、
PCやスマホに溜めた音源を
再生することも可能になるんです。
あらゆるネットワークプレーヤーでも、
こちらのモデルが今人気。
それは
「パイオニア N-30AE」です。
今回はN-30AEの魅力に付いて
ユーザーレビューを参考に検証し、
評価してみることにしましょう。
パイオニア N-30AEの特徴と魅力
現代の若い人達は、スマホを介して、
ネットワークミュージックを楽しむのが
当たり前になっていますよね。
スマホだとイヤホンで聴くのが中心なので、
それをスピーカーで楽しもうとするなら
ネットワークレシーバーを核とする
ミニコンポを揃えるのが1つの方法です。
しかし、すでにコンポを持っている方には、
改めて一式揃えるのはちょっと酷ですね。
設置場所の問題もあるし、
できるなら今ある機材を生かしたい
と思うのではないでしょうか。
そんな場合には、N-30AEを
1台追加すれば解決する訳です。
スマホや家庭のWiFiを活用して
ワイヤレスで音楽を楽しめるのはもちろん、
USBを使った有線でネットワークを結べば
DSD11.2MHzまでのハイレゾ再生ができますよ。
またパネル背面にあるUSB端子には
外付けHDDをつなぐことができるので、
ここにハイレゾを含む音源を溜めて
再生させることも可能です。
ハイレゾ音源は今までPCを使って
ダウンロード購入するのが普通でしたが
本機は「e-onkyo music」サイトから
スマホでダウンロード購入できます。
下の動画を見て、
そのイメージを掴んでみて下さい。
PCを使った方法よりもシンプルに
ハイレゾ音源を手に入れられることが
お分かりになったでしょうか。
これまで使っていたアナログコンポを生かし
PCオーディオを構築できるなんて、
なかなか凄いことだと思いませんか?
では気になる音質や使い勝手は
どれほどのものでしょうか。
すでに愛用しているユーザーの皆さんの
レビューをネット上から集めてみました。
これらを見て確かめてみましょう。
その後に、私が本機の
評価をしたいと思います。
パイオニア N-30AEのユーザーレビュー
★「ローカルのFM局をTUNEINで聴くのを目的に購入したが、LAN経由やUSBの音が想像以上に良かった。昔のハイエンドCDプレーヤーと極端な差は感じられない。DSDも11.2MHzまで対応している。購入当初、5.6Mでの再生で音がとぎれとぎれだったが、アップデートで解消された。LCDで日本語表示で確認できるのがありがたい。スマホアプリでの操作表示もとても便利だ。AM放送をradikoで聴いたり、海外のインターネットradioを聴いたり、ハイレゾを聴いたりと楽しみが広がった。」
★「アナログ出力しかないので、アナログでDENONのPMA-800NEにつないで、DALIのスピーカーで聴いている。PIONEERの無味乾燥の音(解像度はいい)と、DENON-DALIの低音が出る組み合わせはなかなか良いと感じている。本体ではほとんど操作することはないが、リモコンも使いやすい。主にネットワークラジオとUSBを使う。対応フォーマットなど充実していて不足はない。非常にコスパの良い製品だと思う。」
★「同軸Digital Outがないため、DENON PMA-100とスピーカーはJBL S3500で聴いたが、故障して使えなくなったパイオニアN-30のDigital Outと比べて、音質は低下しているように思う。当たり前かもしれないが、音場も狭く低音から高音までほどほど出ているにも関わらず、各楽器の分離が悪く、立体感や臨場感は少なめだ。ボヤーとした感じで音の艶がない。例えばムターのヴァイオリン協奏曲を聴くと、ヴァイオリンとオケの音が混ざってしまい、どこにムターは居るの?といった感じだ。・・・大げさにいえば。クラシックにはどうかと思う。」
★「音質は高級機には及ばないが、MP3やAAC等の圧縮音源を再生するには十分なクオリティだ。WiFiでタブレットやパソコンとの連動、リアUSBにSSDを接続再生、ネットラジオの再生と使いたい機能は大体備えている。他社のネットワークプレーヤーは液晶画面にアルバムアートの表示が出来る物が少なく、この機種であればその辺りも問題なく表示できるので、視覚的にわかりやすくとても良い点だと思った。リモコン操作してからの反応が少々遅いのが難点だが、我慢できるレベルだ。」
パイオニア N-30AEの評価
N-30AEは冒頭に述べたように、すでに
一式オーディオコンポを持っていて、
更にネットラジオやradikoを聴きたい方に
打って付けのネットワークプレーヤーです。
またPCやスマホでダウンロードした音源を、
別途購入の外付けHDDに次々と溜めて行けば、
長時間の音楽再生も可能になります。
気軽にネットワークミュージックを
楽しみたい方には嬉しいモデルですね。
ただ1つ残念なのは、旧モデルである
N-30にあったデジタル出力端子が廃止され、
RCAアナログ出力のみになったことです。
そのためユーザーが自分で用意した
お気に入りのDACをつなぐことができず
音の変化を味わうと言う楽しみが
なくなってしまいました。
そのせいではないかも知れませんが、
N-30AEのカバーを外すとあらビックリ!
中身がスカスカなんですね。
いくらデジタル製品だから
中身が整理されているんだとは言っても、
少しガッカリ感が漂ってしまいますね。
まぁそれでも本機に内蔵されているDACは
決して安物ではないので、
音質はパイオニアらしい、すっきりと
クールなサウンドを奏でてくれますよ。
音に失望してしまう
なんてことはありません。
デジタルネットワークプレーヤーは
各メーカー種類が少ないので、
本機も貴重な1台と言えるでしょう。
もしあなたがまだコンポをお持ちでなく、
初めてネットワークコンポを購入するなら、
同じパイオニアのX-HM76を
候補に入れても良いと思います。
ネットワークオーディオが可能な
ミニコンポは各メーカー多種あります。
しかし、X-HM76が他モデルと違うのは、
N-30AEと同じように外付けHDDが使える
メリットがあるのです。
X-HM76もスマホを通じ、e-onkyo musicから
ハイレゾ音源をダウンロードできるので
外付けHDDがあればどんどん
音源を溜めることができます。
話が少しそれてしまいましたが、既存の
コンポを生かしPCオーディオを構築するなら、
N-30AEは良い活躍をしてくれることでしょう。
※この商品は、現在販売されておりません
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