『ゼンハイザー HD598CS』音質評価:遮音性が高くも、装着感の軽い密閉型ヘッドホン

 

ヘッドホンを選ぶ決め手は、
あなたは何だと思いますか?

私はまずは、装着感が軽いこと
だと思っています。

 

どんなに音が良くても、
装着すると重かったり耳が痛くなってしまうようでは、
長時間のリスニングに耐えられないですからね。

また、音源の楽器の音色・ボーカルのリアル感を
じっくり堪能したいのなら、
遮音性の高い密閉型がおすすめです。

 

そうは言うものの、装着感が軽い密閉型を
選ぶのは、なかなか難しいもの。

しかも、やっぱり
音質が良いものを選びたいですよね。

 

でも『軽い装着感・高い遮音性の密閉型・重厚な音質』、
この3つの要素を兼ねた優れたヘッドホン見つけました。

 

それは、「ゼンハイザー HD598CS」です。

 

と言うことで、今回はこのHD598CS
レビューで評価してみましょう。




 

CONTENTS

ゼンハイザー HD598CSは、どんなヘッドホン?

 

HD598CSは写真を見ての通り、少し
ゴツイデザインの密閉型タイプ。

密閉型ではありますが見た目より軽く、
重さはケーブル込みで334gしかありません。

 

なので、長時間装着しても違和感が少なく、
柔らかいパッドの採用で耳も痛くないんです。

周囲の音に邪魔されない高い遮音性を持つことで、
じっくり一人だけ音楽に浸ることができますよ。

 

気軽に音楽を楽しむならオープンエアの開放型で、
イヤホンタイプのモデルの方が耳になじむことでしょう。

でも、リスニングルームで集中して聴くのなら、
やっぱり密閉型を選ぶに限りますね。

 

ゼンハイザーは、
ドイツに本社を置くスタジオ音響機器の老舗メーカーで、
日本のオーディオファンにもおなじみのブランドです。

 

ゼンハイザー HD598CSのユーザーレビュー

 

それではHD598CSは正統派ヘッドホンとして、
どんな音を聴かせてくれるのでしょうか?

すでに愛用している、ユーザーの皆さんの
レビューを集めたのでご覧下さい。

 

★「中音は他の音域に埋もれることなく出て、高音は刺さったりかすれたりすることもなく、密閉型とは思えないほどキレイに伸びる!低音は最低限しっかり出る。一番驚いたのは、音場の広さ。ハウジングが大きいからなのか、ホントに密閉型とは思えない!」

★「ゼンハイザーの製品にしてはちょっと質感が劣るが、それでも耳当てのクッション部分は全く違和感を感じさせず、長時間つけていても苦にならない。」

★「HD598CSよりも高いヘッドホンを購入すると、弱点がハッキリする。中音が弱く音量を上げていくと、低音が割れてくる曲がある。装着感は、慣れれば問題ない。ケーブルはロック式を採用しているため、正しく挿入されていないと片方しか音が鳴らない。片方しか音が出ない場合は、ケーブルの差込口を確認したほうが良い。」

★「この機種は密閉型なので外の音は聞こえないが、音をしっかり聴くことができる。音質も良く、特に低音が心地良く出る。私はEDMを良く聴くが、最適なヘッドフォンだと思う。」

 

ゼンハイザー HD598CSの評価

 

本製品は、ゼンハイザーの製品としては中堅のモデル。

さすがに音の伸びは上級機にはかないませんが、
それでも価格に見合うだけの音質は十分持っています。

 

全体の音の抜けは良いし、ベース音も
しっかりと重厚な感じで鳴ります。

密閉型であるだけに、音の広がりは開放型には及ばないものの、
音源の細かい部分を余すことなく表現すると言った感じですね。

 

最近流行の重低音ヘッドホンとは違うので、
ガンガン鳴らして
気分が心地良くなるものではありません。

楽器の音色とボーカルのツヤをリアルに再現する、
モニタースピーカー的要素を
持っているものと言えるでしょう。

 

気軽にどこにでも持って楽しむより、部屋の中で
じっと自分の世界に浸る感覚で聴き込むスタイルが、
一番似合う使い方ではないでしょうか。

 

装着しているのを忘れるような開放型が好き!
と言う人には受けないかも知れませんが、

部屋でオーディオコンポのように聴き入るのが一番だ、
と考えるリスナーにはきっと受け入れられるでしょう。

 

※HD598CSはHD599に進化しました ▼

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください