重低音再生が自慢のPCスピーカーでありながら、
テレビにつないで便利に使えるモデルが人気です。
テレビを切ると自動電源オフになるので、
無駄な電気を使うこともなく便利。
今回は、そんな興味深い
PCスピーカーをレビューしてみましょう。
そのスピーカーとは、
「Bose Companion 20」です。
Bose Companion 20 multimedia speakerとは?
PCスピーカー Companion 20は、Boseではおなじみ、
超小型アクティブスピーカーの1つで、
モニターの両脇に並べてちょうどマッチする大きさ。
スピーカーユニットは、7cmの
フルレンジ1つだけを使っています。
ユニットは小さくても、本体を縦長にしたデザインとして、
バックロードホーンのような長いバスレフポートを内蔵。
そのため、小さいながらも
迫力ある重低音を楽しむことができますよ。
その迫力と言ったら、Boseのファンの方なら
容易に想像が付くことでしょう。
電源の必要なアクティブスピーカーなので、
アンプを内蔵しています。
そのため、
パソコンの外部出力端子につなぐだけで、
音声の接続は完了します。
アンプの出力は、メーカーから公表されてないのですが、
ある情報によると総合で30Wほどあるようですね。
この手のスピーカーとしては、
結構大きい方だと思います。
付属品に、コントロールポッドと呼ばれる手元スイッチがあり、
これで電源のON/OFF・ボリュームを操作する仕組みですね。
そのほかにはワイヤレス再生など、特別な機能はありませんが、
音声が途切れると2時間で自動的に電源が切れる設計なんです。
おかげで、うっかりスイッチの
切り忘れがあっても安心。
接続がシンプルで自動電源オフ機能があることにより、
パソコンだけでなくテレビにも使って、
迫力ある音でドラマや音楽番組を楽しめますよ。
Bose Companion 20 multimedia speakerのユーザーレビュー
では、実際の音質や
使い勝手はどんなものでしょうか?
集めたユーザーの皆さんのレビューで、
探ってみたいと思います。
★「凄く良い音で、音の広がりも素晴らしい。しかも音全体がしっかりしているので、音楽を聴くには最高だ。サブウーファーがなくとも低音に重みがあり、高音の伸びもあるので楽器の1つ1つが明瞭にに聞き取れる。」
★「不自然に加工された様な音だ。しかし、この価格とコンパクトサイズありながら、ここまでパワー感のあるPCスピーカーは所有したことがない。純粋に音楽を “聴く” にはあまり適していないが、音楽を “楽しむ” のならば非常に満足感を得られると思う。」
★「今回初めてBoseスピーカーを買ってみたが、さすがBose。低音が凄い。自分には低音が強すぎてヤケに浮いて聞えるので、バスレフポートをふさいで使っている。総評としては、もっと良く考えて作れば良い製品になりそうな中途半端なものだ。コントロールポッドは、160°ほどで最小から爆音までを調節するので、微妙な音量調整が難しい。さらにホイールが凄く軽いので、簡単に回ってしまう。何かと惜しい製品だ。」
★「15畳ほどのリビングでスマホをつなぎ、映画の予告編をYouTubeで流して見た。迫力がハンパない。予想を上回る音質で、映画館の音響のような迫力がある。ただうるさく低音がドコドコ鳴るのではなく、迫ってくるような映画館のアレだ。」
Bose Companion 20 multimedia speakerの評価
このスピーカーシステムは、
一言で言うと小さくても迫力ある重低音が楽しめる、
Boseサウンドそのものの音質ですね。
良くも悪くもドンシャリ音で鳴りますから、
パソコンやテレビの内蔵スピーカーでは不満足な方なら、
とても新鮮に感じられることでしょう。
確かにサイズを超えた、スケール感の大きな
低音と高音を奏でますからね。
ただ、これがピュアサウンドかと問われると、
やはり加工された音に聞えるのは否めないでしょう。
シンセサイザーなど、
電気音を中心に作られた音楽を聴くには、
何の違和感もありません。
でも弦楽器など、
アコースティックな楽器で奏でた音楽を聴くと、
不自然さを感じることがあります。
レビューにあるように音楽を “聴く” のではなく、
“楽しむ” と言う概念で評価すれば、
気分爽快な音であることは間違いないでしょう。
とにもかく迫力ある音が聴きたいと思っている方には、
なりは小さくても最高のスピーカーと言えるでしょう。
電源を切り忘れても自動で電源オフになる機能は
他の機種には見られないので、
パソコンでもテレビでも使って重宝します。
PCスピーカーとしては高価なモデルですが、
価格に見合う価値は十分にある製品だと思います。
※この商品は現在販売されておりません
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