伝統のアナログプリメインアンプでありながら、
ハイレゾなどデジタル音源も再生できる
「YAMAHA A-S501」
を、レビューでその音質を探ってみましょう。
ヤマハといえば
「ナチュラルサウンド」が昔からのテーマで、
自然な音の再生をモットーにしていますね。
ではA-S501の実際の音の魅力は、
どんなところにあるのでしょうか?
購入したユーザーの皆さんのレビューで、
探ってみることにしましょう。
★「パソコン音源とテレビの音質向上を目的に購入。パソコンは、ヘッドホン端子からアンプのアナログライン入力へ接続した。最も音質の悪くなるつなぎ方だが、音には艶があり非常に満足できた。テレビは光デジタルでアンプと接続。テレビの内部スピーカーでは、もう聴きたくない。特にドラマ・映画・音楽番組で違いを感じる。迫力が格段に違う。」
★「YAMAHAらしいナチュラルで澄んだ音質だと思う。音場が広く、上質な音が鳴る。あくまで実売5万円以下・・・という評価では。質感は高級感というのは薄いが、その分音質面・機能面にコストを掛けるやり方には賛成だ。」
★「旧式のスピーカーを使っているが、音質はまあまあ満足している。以前は同じYAMAHAのA2000だったので、それには劣るかなという感じだ。」
★「スピーカーをDARIのZENSOR1で使用。低音に締りがあり、中高音も鮮やかに感じた。毎日ジャズを聴くのが楽しくなった。残念なのは、ツマミの質感に少し高級感がないことだ。」
いかがでしょうか。
これらレビューを含めて音質を評価すると、
ヤマハらしくあくまで自然な鳴り方をするアンプ
であるということ。
バランスが中低音に比べ少し高音寄りの感じですが、
歪が少ないので、音がキツイということはありません。
比較的低価格クラスの製品であるものの、
パワーそのものは非常にあり、迫力を感じます。
ダイナミックレンジの広いクラシックや
シンプルな編成のジャズを聴くには、
満足の高いプリメインアンプと言えそうです。
なおこのアンプには、裏面にあるスイッチ連動の
外部機器コンセントが付いていません。
FMチューナーなどを同時にON/OFFしたい場合は、
同じヤマハの製品を使わないと連動が不可能、
ということを覚えておいた方が良いでしょう。
または
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