『東芝 ハイレゾCDラジカセ TY-AK1』レビュー評価:音質重視のオーレックスブランドコンポ!

 

メディアとしてはとても古いのに、
未だに売れ続けているカセットテープ。

カセットテープ世代の高齢者が好み、
カセットテープを知らない若者に珍しがられ、
支持を受けているのです。

 

でも、昔ながらのカセットレコーダーなど、
現在有名メーカーではほぼ見かけませんよね。

そんな中、東芝から新しいCDラジカセが登場です。

 

その名も「Aurex(オーレックス) TY-AK1」

 

何と!ハイレゾが再生できる、
世界初の “ハイレゾCDラジカセ” なのです。

 

今回はこのTY-AK1に的を絞り、オーディオ製品として、
レビュー評価をすることにしましょう。




 

東芝 Aurex(オーレックス) TY-AK1とは?

 

かつて人気のあった、CDとラジオと
そしてカセットの3つが一体になったCDラジカセが、
日本の主要メーカーから消えて久しいですね。

現在は、デジタルプレーヤーの音源を、
ワイヤレスで再生する機能が付いたCDラジオが、
一体型オーディオでは主流です。

 

家電店やホームセンターなどで見かけるラジカセは、
ほとんどが海外メーカーの製品ですね。

 

その隙間を縫って登場したのがAurexと言う、かつての
オーディオブランドの冠を付けたTY-AK1なんです。

 

驚くのは、カセットレコーダーを内蔵しながら
ハイレゾが再生できること。

つまり、”世界初” の
ハイレゾ対応CDラジカセと言う訳です。

 

実際に、本体内蔵のスピーカーは、
6.4cm口径フルレンジと2cm口径ツイーターの
2ウェイ構成となっていて、40kHzまでの再生が可能。

ですから、ハイレゾ音源がちゃんと
ハイレゾで再生されるんです。

 

そして最新機種だけあり、
SDカードスロットやUSB端子も備えられており、

カセットテープの音源をSDカードや
USBメモリーにダビング、録音ができます。

 

また逆に、SDカードやUSBメモリーの音源を
カセットテープにダビング、
録音することだってできるんですよ。

 

これなら、ずっと以前にためた
カセットテープを所有している高齢者や

デジタルオーディオに詳しい若者でも
愛用できるのではないでしょうか。

 

実際に、カセットレコーダー部を使っている
イメージ映像がありますのでご覧下さい。

 協力 JayJ Cruisinさん

 

東芝 Aurex(オーレックス) TY-AK1のユーザーレビュー

 

では、すでにTY-AK1を愛用のユーザーの皆さんは、
どんな感想をお持ちなのでしょうか?

いくつかのレビューをピックアップして、
その音質や使い心地を探ってみたいと思います。

 

★「デザインには高級感があり良い感じ。本体カラーやレベルメーターが、”オーディオ” の雰囲気をかもし出している。音質に関しては残念ながら今ひとつ。低音はこもった感じで高音は伸びもなく、ミニコンポには到底かなわない。ハイレゾアップコンバートと言う機能もあるが、あまり効果は感じられない。ただし、ラジカセとしては多機能で、初のハイレゾ機能付きでカセットを復活させた歴史的な一品と思う。」

★「懐かしいカセットテープを引っ張り出してみたが、もう少し高域が出て欲しい。昔のラジカセの方が良い音したんじゃないか?ただ、25.000円くらいで20年前の思い出がよみがえるので、買って良かったとは思う。ちなみにメタルテープには対応していないので、そのままでは再生できない。テープ側のテープセレクトの穴を塞いでやると、使えるようになる。」

★「ハイレゾアップコンバートは、効果が感じられない。Aurexと言う昭和ブランドとハイレゾと言う国内ブランドで、国内だけで儲けようとする国産オーディオ会社らしい企画だが、海外ではこの機能は笑い者にされるだろう。ただ、カセットをSDカードに落とす機能は手軽で良い。それからボタンが小さいのに、やたら数の多いデザインはそろそろ改めてはと思う。アップルや、海外オーディオメーカーのいさぎよさを見習うべきだ。」

★「カセットテープが使えて20W+20Wの高出力なので、発売後すぐに買った。AurexシリーズのTY-AH1000と同じく、FMのロッドアンテナがS社のCDラジオより短く、クリアなFM受信は難しい。しかし、カセットテープからSDカードへMP3録音してパソコンでCD化して聴けるので、満足はしている。」

 

東芝Aurex(オーレックス) TY-AK1の音質評価

 

懐かしのラジカセと最新のハイレゾを組み合わせた
画期的な製品ですが、煮詰めが甘いところがあり、
完成度が今一歩なのは惜しい気がします。

宣伝文句を読んでいると、
「カセットテープでもハイレゾが聴ける!」
と思うかも知れません。

 

しかしこれは、カセットの音質をアップコンバートで
ハイレゾ相当に引き上げているだけで、
実際にはハイレゾで再生できる訳ではありません。

つまり、”何ちゃってハイレゾ” と
呼ぶのが正解と言えるでしょう。

 

ちなみに、この機能はカセットだけではなく、
FMやCDでも同様に使えます。

 

でも、正式にはハイレゾではなくとも、結果
良い音を感じ取れるのなら問題はないハズ。

が、しかし、それならもっと
高域のシャープさが必要でしょう。

 

また、本体裏にバスレフダクトを設けて、
重低音再生を可能にしたと言ってはいるものの、
実際の低音は甘く伸びが足りません。

USBメモリーを用い本当のハイレゾ音源を再生させれば、
それなりにクリアな音質になるのが分かりますが、
全体としてラジカセ音質の域を超えてはいないのが残念。

 

音質を優先して追求するのなら、
先に発売されたTY-AH1000の方が優れています。

 

それでも機能としてカセットの音源を
SDカードやUSBメモリーにダビングできたり、

その逆ができるのは便利で、重宝しますね。

デジタル音源をカセットにダビングして持ち歩けるのも、
若者には新鮮に映るでしょう。

 

結論として言えば、TY-AK1は、CDやFM・カセットが使え、
それらにSDカードやUSBメモリーとデータ相互通信できる
レコーダーとして見れば、貴重な音響機器であると思います。

ただ、オーディオコンポと呼べるほどの音ではないので、
あくまでも良くできたラジカセと認識してしかるべきです。

 

世界初の製品ながら価格は安く、
ハイレゾが再生できる新しい一体型オーディオとして
評価できる、ハイレゾCDラジカセと言えるでしょう。

 

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