『Soundfort AS-100+ DS-200』レビュー評価:予想外に高音質な小型デジタルアンプとUSB DACの組み合わせ

 

かつてのPCオーディオがデスクトップオーディオと名が変わり、1つのオーディオカテゴリーとして人気になっていますね。

現在は日本国内/海外製品を問わず、色々なモデルが販売されていますが、中核になるプリメインアンプなどは、どれも小型タイプが主流です。

 

そこで実際のデスクトップオーディオは、どれほど音質が良いのか興味を持ったところ、このたびメーカーさん側の協力で機材をお借りすることができました。

お借りしたのは、神奈川県に本社を置くSoundfortのデジタルアンプとUSB-DAC、「AS-100+ & DS-200」です。

この2台を私の部屋に設置して、音質や使い心地をレビュー評価してみたいと思います。




『Soundfort AS-100+ DS-200』レビュー評価:予想外に高音質な小型デジタルアンプとUSB DACの組み合わせ

『デノン AVR-X2700H』レビュー評価:マランツ NR1711と音質比較してみよう

AVアンプは機能が多いことで、2chピュアオーディオ用プリメインアンプと比べると、音質は劣ると言われています。

しかしそれは昔の話のことで、今は定価が10万円もするモデルなら、中堅クラスのプリメインと十分対抗できる実力を持っています。

 

現在このクラスで、人気の高いAVアンプの1つと言えば、これ。

「デノン AVR-X2700H」です。

 

8K/60p(コマ)・4K/120p(コマ)の映像入出力をパススルーできる、エントリークラスの少し上を行くAVアンプなんです。

4Kを上回る8Kに対応と聞くだけで、タダものではないと感じさせる雰囲気がありますよね?

 

7.2ch対応の本機は、フロントスピーカーをバイアンプ / バイワイアリング仕様にして、5.2ch機とすれば、よりピュアなサウンドを奏でることが可能です。

今回は、このAVR-X2700Hの実力をユーザーレビューを交えて検証し、評価してみることにしましょう。




『デノン AVR-X2700H』レビュー評価:マランツ NR1711と音質比較してみよう

『バイアンプ接続で音質アップ!』AVアンプを使ったピュアオーディオの楽しみ方

 

先日、知り合いの方からこんな質問を受けました。

「オーディオショップでは、プリメインアンプよりもAVアンプの方がたくさん並んで人気のようだけど、これって2chピュアオーディオでも使えるの?」

 

つまり、彼は一般のコンポを揃えようとアンプを見に行ったのですが、AVアンプばかりが目に付いたのだとか。

特にホームシアターに興味がある訳ではないけれど、AVアンプが人気なので、これを使ってピュアオーディオを構築できないかと考えたようです。

 

ピュアオーディオたる2chプリメインアンプは、2つのアンプを内蔵しています。

対してAVアンプは5.1ch仕様機なら、フロント用・リア用そしてセンター用モノラルと、5つものアンプを内蔵。

 

ならば、5つのうち2つしかアンプを利用しないのは、無駄だと思うかも知れませんね。

ところが、これらの4つのアンプを生かせる方法があります。

 

つまり、バイアンプ接続で音質をアップさせれば良いんです。

と言うことで、今回はAVアンプを使い、2chオーディオを楽しむ意義に付いてお話をしてみましょう。




『バイアンプ接続で音質アップ!』AVアンプを使ったピュアオーディオの楽しみ方