『ミライスピーカー』レビュー評価:このスピーカーの仕組みとは?デメリットはないの?

 

「テレビの音がうるさい!」

家族に高齢者(難聴者)のいる家庭では、誰かがきっと、こんなセルフを発することがあるのではないでしょうか?

 

人は歳を重ねると聴力が低下し、特に高音域が聞こえにくくなる傾向があります。

テレビの音声が聞きづらくなると、どうしてもボリュームを上げがちです。

 

でもそれは若い人には、とても耐えられないものですよね?

そこで、最近話題になっているアイテムとして、サウンドファンが販売する「ミライスピーカー」のCMをあなたも目にしたことがあるでしょう。

ボリュームを上げなくても、音がクリアに聞こえると評判の商品です。

 

 

このミライスピーカーは、どんな仕組みで音を鳴らしているのでしょうか?

そして、音質はどんなものなのでしょうか?

今回はこれらに付いて、ユーザーレビューを交えながら、迫ってみたいと思います。




 

CONTENTS

ミライスピーカーの仕組みや音質・接続方法に付いて

 

まずはこちらの動画で、ミライスピーカーの仕組み(構造)がどんな風になっているのか、ご覧になってみて下さい。

おおよそ大きなボリュームを上げなくても、音が耳まで届く原理がお分かりになると思います。

 


協力 埼玉県先端産業創造プロジェクトさん

 

ご覧の通り、そもそもなぜ、ラウンドした形のユニットが良く聞こえるのかと言うと、スピーカーの音が聞えない人が、蓄音機だと聞こえる事実を発見したことからでした。

蓄音機は、電気的に音を増幅するアンプを持っていませんが、ラッパの形をした拡声器を使うことで音を大きくしています。

これを応用したと言う訳なんですね。

 

 

本機は、曲面振動板スピーカーを採用することで、高音が聞こえにくい人でも、距離を置いているのに音が耳に届くんです。

実際の開発には、元JVCケンウッドの技術者が関わっており、立派なオーディオ製品の仲間に入ると思います。

 

このように説明すると、本機から流れる音は、高音を強調したキツイ音とイメージしそうですが、決してそうではありません。

低音から高音までの音のバランスは、通常のテレビスピーカーと同じくらいです。

フワッと柔らかいのではなく、不快のない程度の硬めの音となっています。

 

なので健常者が聴いても、違和感なく聞こえるのです。

ただし、複数のスピーカーを内蔵したサウンドバーとは違い、高音質志向の音ではないので、Hi-Fiスピーカーとは区別する必要があるでしょう。

 

 

接続に関しては、特に電気知識がない人でも接続できるよう、シンプルなレイアウトになっています。

基本的には、本機をテレビの近くに設置したら、付属の電源アダプターを本機とコンセントにつなぎます。

 

それから同じく付属の音声ケーブルを、本機とテレビのイヤホンジャック(ヘッドホンジャック)につなぎ、電源スイッチをオンにして終了。

あとは本体のボリュームつまみを回して、テレビとの音量バランスを取ります。

 

それが終われば、通常の音量調整はテレビのリモコンで行えば良く、本機での調整は必要ありません。

テレビの操作ができる人なら、本機の操作に戸惑うことはまずないでしょう。

 

ミライスピーカーを使った場合の効果

 

ではここで、ミライスピーカーを使った場合の効果はどんなものでしょうか?

それを検証した動画がありますので、ご覧になって、変化のほどを実感していただきましょう。

 


協力 NO REVIEW, NO LIFE. RYOさん

 

ところで本機の音声は、ステレオには対応していません。

基本的に、モノラル音声となります。

ステレオ音声にこだわるユーザーの方は、テレビの機種によって、イヤホンジャック音声ケーブルのプラグを差し込んでも、テレビスピーカーがオフにならない機能があることを確認しましょう。

 

 

昔のテレビは、イヤホンを使えば必ずスピーカーはオフになりましたが、最近のものはリモコンを使った設定により、オンオフを選択できるモデルが多いです。

オンを選択すれば、ミライスピーカーとテレビスピーカーの、両方から音を出すことが可能になります。

その場合、本機のスピーカーの音量を大きめに、テレビのスピーカーの音量を小さめにバランス調整すれば、全体としてボリュームをあげなくても心地良く聴けますよ。

 

ミライスピーカーと耳元スピーカーの違い

 

 

ミライスピーカーと同じように、大きなボリュームを上げなくても、音がクリアに聞ける効果のある製品に耳元スピーカーがあります。

この耳元スピーカーとミライスピーカーには、どんな違いがあるのでしょうか?

調べてみました。

 

耳元スピーカーの例 SONY SRS-LSR200

 

まず基本的に耳元スピーカーは、耳の遠い人の近くに置くことで、テレビの音を聞こえやすくしています。

テレビからはやや距離を置くため、本体まで長い音声ケーブルが必要です。

 

ですがこのケーブルはうっとうしいので、多くの機種はBluetoothを使い、無線で接続する方法を採用しています。

これはこれで便利なのですが、Bluetoothの設定を高齢者が行うことは、少し敷居が高いのではないでしょうか。

 

ミライスピーカーは無線ではなく、音声ケーブルを1本つなぐだけなので、接続は簡単。

また本体をテレビのすぐ近くに置くことで、ケーブルが足元で邪魔になりません。

 

電源に付いては、耳元スピーカーは長い電源ケーブルを避けるため、充電式を採用するものが一般的です。

これも便利と言えなくもないですが、バッテリーが持つのはせいぜい20時間ほど。

残量が少なくなったら、充電作業を行うわずらわしさがあります。

 

 

一方ミライスピーカーは、電源アダプターをコンセントにつなぐタイプなので、充電を行う必要がありません。

なのでその分ラクだし、充電忘れでバッテリー切れを起こすこともないのです。

 

ボリューム操作も耳元スピーカーは、その都度手元で操作しないといけないし、使い終わったら電源スイッチをいちいち切る必要があります。

ミライスピーカーは、1度音量のバランス調整しておけば、後は基本的にボリューム操作はテレビのリモコンだけ使って行います。

電源も1度オンにしたら、テレビの視聴が終わってもそのままにしておき、いちいちオフにはしません。

 

総合的にみて、ミライスピーカーの優位性が高いことがお分かりですね。

それでは気になる、実際の本機の使い勝手はどんなものでしょうか?

いくつかユーザーのレビューを集めましたので、次の頁で確かめていただきましょう。


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ミライスピーカーのユーザーレビュー

 

★「受領直後の使用感はテレビコマーシャル程の効果は無いと思ったし、テレビからの音声と当該製品からのそれと聴き比べるも大差ないと感じた。これは失敗かと!ところが数日間使用すると、①BGMが目立たない。②人からの音声を理解し易い。③ざわつき感が無い。これら長期使用の感覚から、従来からの音量を小さくできる事を認識するに至った。低音域は確かに低下するが、その結果クリアな音質になるのだろう。高価格な製品だが、それなりの効果を確認した次第。」

★「ワイヤレスではないので置き場所に少し苦労したが、音質はテレビから直接聴く音よりクリアで聴きやすい。」

★「祖母がテレビの音を聴きづらいらしく、テレビのボリュームを上げると周りの人は騒がしくて不快なので試しに購入。テレビからの音声はOFFで、ミライスピーカーのみで出力している。確かに人の声の帯域はよく聞こえるが、低音はスカスカでAMラジオを聴いているような感じだ。本来の目的である祖母は、聞こえるようになったと言っている。音質的にはウーハー無しで、スコーカーとツイーターのみで音声再生しているような感じだ。」

★「ミライスピーカーとテレビと両方から聞こえるモードにすると、低音量でも良く聞こえる。今まで音量レベル32だったが、今は15で十分だ。」

 

まとめ

 

 

ミライスピーカーは、テレビの音が良く聞こえない家族がいる家庭に、相応しい商品であるのがお分かりいただけたと思います。

テレビの音がうるさいと、一緒に観ている家族の皆さんは、本当にストレスが溜まってしまいますからね。

 

しかし、ここで改めて確認しておきたいことは、本機を使う目的はあくまで耳の遠い人でも、ボリュームを上げないで音声をクリアに聴くためのものであることです。

流行のサウンドバーのように、手軽にテレビの音を高音質化させる商品ではありません。

 

本機の音質は、低音をカットして高音をクッキリさせた音なので、音楽再生には基本的に向いていないのです。

これが最大のデメリットです。

また再生音はモノラルなので、立体感は乏しいと言えるでしょう。

 

本機を使いながらも立体感を失いたくないユーザーは、テレビ側でイヤホンジャックを使用しても、本体のスピーカーがオフにならない設定にすると良いです。

実際の音質は、ネット販売商品のため事前に確認ができません。

 

本機が気になったあなたなら、少々不安があるかも知れませんね。

そのために、購入して効果が感じられなかった場合に備え、60日間の返品返金保証が付いています。

 

なので試しに使ってみて、どうしても気に入らないと思ったなら、この保証制度を使うと良いでしょう。

またこの保証とは別に、不具合があった場合のメーカー保証も1年間付いているので、安心して購入して良いと思います。

 

 

なお私が1つ気になった点としては、本機にARC機能がないことがありました。

これはサウンドバーの多くが音声ケーブルではなく、HDMIケーブルを使っているのですが、これを使うことで、本体の電源をテレビの電源オンオフに連動させられます。

 

本機はHDMIを使わないので、電源を連動させられません。

そのことを直接メーカーに問い合わせたところ、こんな回答をいただきました。

 

【スピーカーは一度設定していただきますと、電源を(常に)ONにしたままでご使用いただけます。スピーカー消費電力はTVからの音声がない場合、約0.56Wです。待機電力だけの価格は1年間で100円弱です。】

 

と言うことで、テレビからの音声入力がない時は、スタンバイモードに入って、電力を抑える機能が働くようです。

最初に本機をセットしたら、常時電源をオンのままで問題がないのは有難い設計ですね。

 

トータルとしてミライスピーカーは、優れた製品なのは確かだと思いますが、ただ価格がやや高いのは気になるところ。

それでも日本メーカー製と言う信頼性が、本機の大きな魅力を支えているのは、間違いないと断言しても良いでしょう。

 

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