アンプの電源は入れっぱなしはダメ!寿命に影響するし、エコじゃない

 

オーディオを趣味にしている人は、
上級者ほど電源の入れ方に、
こだわりを持つ方が多いようです。

 

その中でも特に多いのが、
アンプの電源(スイッチON)に関わることで、

入れ方で音質に大きな影響を与えるから
と言うのです。

 

良い音を得るため中には、電源は
いつも入れっぱなしにする人もいて、

旅行などで家を空ける時のみ
電源を切るのだとか。

 

これって実際のところ、
正しいことなのでしょうか?

 

できるだけ、オーディオアンプは
「電源は入れっぱなし」
方が良いのでしょうか?

 

結論を言うと、それダメ!です。

 

今回はオーディオコンポの中でも、
アンプに特化して電源の入れ方に付いて
お話しようと思います。




 

電源投入直後のコンポの音質が悪いのは事実だ

 

 

今から50年以上前のアンプは、
多くが真空管式でした。

と言うかオーディオコンポに限らず、
テレビも真空管を用いていたのです。

 

真空管テレビは電源を入れても、
すぐに機能を全うすることができず、
3分ほど画面が映りませんでした。

アンプも同様で、最低でも
3分~5分ウォームアップしないと、
音を出すことができません。

 

無理に音を出すと音質が悪いし、
真空管を痛め寿命が短くなったものです。

まともにオーディオ機器として動くのに、
10分以上必要だったのです。

 

その後トランジスタ式が登場して、
基本ウォーミングは不要になりました。

しかし、それでも電源投入直後は、
元気のないショボい音に感じます。

 

なので、トランジスタアンプを使う私も、
いつも10分ほどウォーミングさせます。

 

ここで、重要なことを1つ。

アンプだけ電源を入れても、
それだけでは不足です。

 

どういうことかと言えば、それは
実際に音を出すスピーカーにも
ウォーミングが必要であることです。

 

スピーカーはアンプに電源を入れても、
信号を送っていない状態なら
スピーカーはじっとしていますよね。

スピーカーが寝起きの状態では、
コーンユニットはしなやかでなく、
伸びやかな音が出ません。

 

従ってアンプをウォーミングする時は、
スピーカーも準備運動させるのです。

 

自動車を動かす時ウォーミングは、
ただエンジンを温めるだけでなく、

車体ごと動かすのが効果的ですが、
これと同じことです。

 

私の場合、電源を入れ
10分後にCDを再生させるとして、

ボリュームを少し上げ(8時ほどの位置)、
その間FMを流しています。

 

電源を入れた直後FMは貧弱な音ですが、
そこはスルーします。

 

10分後にセレクターをCDに替え、
ボリュームをもっと上げて再生すると、

CDの音はFMと比べものにならないほど、
高音質で音を奏でてくれるんです。

 

私はいつもこのやり方で
オーディオを楽しんでいますよ。

 

アンプの電源の入れっぱなしはダメ!通電しっぱなしは寿命や電気代に影響

 

 

私がネットで色々調べていると、
トランジスタアンプを使っているのに、
1時間もウォーミングする人を発見。

 

いや~、これは
時間と電気を無駄にするだけで、
意味がないんじゃないでしょうか。

 

それなら私が先ほど述べたように、
FMなど他のソースを小さく流せばば、

長くても30分でウォーミングは
済むはずです。

 

トランジスタではなく真空管でも、
同じことが言えると思います。

またウォーミングそのものが面倒で、
1日中電源を入れっぱなしの人も発見。

 

ボリュームを0にしていれば、
消費電力は待機電力と同じで極小なので、

電気代は全然気にする必要はないと、
この方はおっしゃっています。

 

本当でしょうか?

 

いやいや、これも
間違いだと思いますよ。

 

いちいち音楽を聴くたびウォーミング
しなくて良いメリットはありますが、
少なくてもそれなりに電力は消費します。

 

決して待機電源と同じではありません。

待機電源は、
スイッチ稼働には電気を消費しますが、
電源そのものは切れてますからね。

 

アンプに電源を入れている以上は、
電子回路は働いていますから、

長い目で見てコンデンサはもちろん
回路は消耗し寿命も縮まります。

 

オーディオコンポも機械ですから、
電源を適度に入れてやらないと、
経年劣化で寿命は減ってしまいます。

 

ですが・・・、1日中
電源を入れっぱなしのままでは、
それこそ寿命は短くなるのです。

証拠となるデータに付いては、また
細かい話になるので今回は触れません。

 

オーディオコンポの寿命を伸ばすには、
電源入れっぱなしもその逆もダメで
適度に稼働してやるのがコツなのです。

 

なお電源を入れる時の起動ショックは、
回路に悪影響を与えると言われますが、
これは本当です。

 

なので頻度の電源のON/OFFは危険ですが、
演奏が終わって次の演奏までに

1時間以上の時間が空くのなら、
電源を一旦切りましょう

 

「電気代は自腹だから
付けっぱなしで良いじゃないか!」と、
といきがる時代じゃ、今はありません。

電気を無駄にしないよう、1人1人が
節電に協力する時代なのですから。




 

まとめ

 

できるだけ良い音で音楽を楽しめるよう、
アンプを始めコンポのウォーミングは、
やった方が良いに違いありません。

とは言え、
電気を無駄にしたり寿命を縮めるまで、
長い時間行う必要はないでしょう。

 

だいたい電源を入れて、
10分間ほどで良いのです。

 

真空管アンプも古い型ならともかく、
最新型なら10分で完結して構いません。

またウォーミング時はアンプだけでなく、
スピーカーも一緒に行うと効果的です。

 

アンプは回路の構成により大きく分け、
A級・B級・AB級・D級の
4つにクラス分けができます。

これは電気効率から言えば、
A級が最も悪く電力を食い、
発熱量も非常に多いです。

 

対してD級は軽量でパワフルですが、
消費電力は最も少なく、
発熱もわずかしかありません。

ただ一般に多く出回っているのは、
コストと音質のバランスが
もっとも良いとされるB級アンプです。

 

電源を入れっぱなしにするなら、
無駄の少ないD級が良いのですが、

だからと言って付けっぱなしは、
やっぱりオーディオ愛好家がする
行為ではないでしょう。

 

適度なウォーミングアップで、
少しでも長く趣味のオーディオを
続けて行こうではありませんか。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください