『I-O DATA AD-USB2 』レビュー:オーディオコンポの音を録音する!

 

レコードを始め、かつて
録り貯めたカセットテープやMDの曲を、

オーディオコンポでCD録音したいと
あなたは思いませんか?

 

最近登場したレコードプレーヤーでは、
アナログ信号をデジタル信号に変換して、
USBで出力する機能を持つものがあります。

 

その機能があれば、レコードの音源を
CD-Rに録音することができるんです。

でも、それができるプレーヤーを
持ってなきゃ録音はできませんよね。

 

ところがオーディオキャプチャーがあれば、
パソコンを利用して可能になるんです。

同様にカセットテープや
MDの音源だって問題ありません。

 

それができる代表的な製品に、
「I-O DATA AD-USB2」
があります。

 

今回は、このAD-USB2
ユーザーレビューを基にして、

その使い勝手と音質を評価検証
してみたいと思います。




 

CONTENTS

I-O DATA AD-USB2を介しコンポとパソコンをつないで録音する

 

 

AD-USB2は、PHONO IN端子と
LINE IN端子を各1つずつ装備して、

これらとレコードプレーヤーや
他のコンポ機器につなぎます。

 

そして音源をキャプチャーして
パソコンへ出力するしくみ。

 

パソコンには、事前に専用のソフト
「DigiOnSound X」をインストール、
これで音源を編集してデジタル化します。

 

デジタル化したデータをCD-Rに焼けば、
これでCDアルバムが完成します。

 

データをスマホへコピーすれば、
スマホで聴くこともできますね。

 

DigiOnSound Xは無音部分を検出して、
曲と曲を自動的に分割する機能付き。

また本機はフォノイコライザーも
搭載しています。

昔のレコードプレーヤーからの入力でも、
音を修正し音量もアップして
パソコンへ送ってくれるんです。

 

レコードをカートリッジで拾うと、
プチプチとスクラッチノイズが出ますが、

これを取り除いてくれる
機能があるのも有難いですね。

 

ちなみにDigiOnSound Xには、
「DHFX」と言う機能もあって、

96kHz/24bitのハイレゾ音源として
データ化することも可能です。

 

このデータを使って、
ハイレゾ対応の機器で再生すれば、
ハイレゾ音源も楽しめますよ。

なかなか優れた
サウンドキャプチャーなんです。

 

では、実際の使い勝手と音質に付いて、
すでに使っているユーザーのレビューで、
確かめてみることにしましょう。

その後で、私が本機を
検証評価してまとめてみます。

 

I-O DATA AD-USB2のユーザーレビュー

 

★「カセットデッキを使用した、カセットテープのデジタル化を目的に購入した。付属しているソフトウェアの便利さにはビックリ!ノイズを低減させる効果は音質の劣化を気にしなくて良いくらいに改善してくれるし、WAVファイルの分割などもキューポイントを決めたら自動でやってくれ、とても便利。これ以上に感動したのが、これを使ったらカセットデッキのスピード調整やマジアス調整が簡単にできることを発見したことだ。今はフリーソフトがいくつも公開されており、このデバイスとの組み合わせでオシロスコープを使用したのと同じ調整ができる。」

★「旧AD-USBを何年も前に買って使っていたが、パソコンを新しくしたら使えなくなった(デバイスマネージャーでAD-USBを認識できず、ソフトも使えない。アイオーによると、製造年の古いAD-USBでは、CPUがCore2以降あたりからハード的に対応できなくなったらしい。)ので、付属ソフトが高性能になった後継のAD-USB2を購入した。音質は元がアナログ音源なので特に問題なし。付属(ダウンロード)ソフトは、後から高音域補正によるハイレゾ化できる機能がついている点が好感。ソフトは多機能になったが、操作はより分かりやすく親切にできている。」

★「接続は簡単。ソフトで音源取れたが、精度が良すぎるのか調整しても音割れする。なので購入は失敗と判断。ソフトは良いものだが、曲名がうまく入らない。何個も同じタイプを買ったが、まだまともな物に出会えていない。」

★「かねてより古いアナログレコードをデジタル化して、スマホに登録したくてあれこれ試して探していたが、やっと満足できるものに巡り会えた。PCにI.O.データ専用ソフトをネットからダウンロード、ターンテーブルと本体を接続すれば簡単に読み込むことができる。ただ私の場合、オーディオケーブル(赤白)だと入力レベルオーバーとなりダメだったのだが、ミニジャックの方でバッチリだった。専用ソフトは優れもので曲ごとに編集できるので、他のサウンドソフトは不要だ。以前USBやSDカードに登録できるポータブルレコードプレーヤーを購入したが全くダメで、使い物にならず話にならなかった。無駄な出費をしたと後悔している。今までの悩みを軽く帳消ししてくれ、コスパに優れたこの製品をオススメする。」

 

I-O DATA AD-USB2の評価

 

AD-USB2は、
安い価格で手軽にアナログ音源を、

デジタル音源へ変換するアイテムとして、
非常に優れた製品だと思います。

 

ただ大きなデメリットがあることを、
先に明言しないといけませんね。

それは大前提として、
パソコンが必要であることです。

 

オーディオコンポの録音の話なのに、
コンピューターの世界に
足を突っ込まないといけないんですね。

オーディオは大好きだけど、
パソコン操作が苦手な人に取っては、
非常に扱いにくいアイテムでしょう。

 

でもパソコンが全く苦にならない人なら、
こんなに便利な商品があること自体、
夢のできごとと思うかも知れませんね。

 

このAD-USB2の良いところは、
何と言ってもレコードに限らず、

かつてのカセットテープやMDの音も
デジタルデータ化できること。

 

専用ソフトであるDigiOnSound Xも、
性能が良く機能も多いです。

また、他製品と比べエラーが少ないし、
オーディオコンポとして納得できる
音質を持っていると言えるでしょう。

 

ソフトの操作で、96kHz/24bitの
ハイレゾ音源を作ることも可能です。

 

とは言えオーディオキャプチャーとして
かなり低価格の製品ですから、

音質はあくまで自前のアナログ音源の
良質コピーレベルと考えるべきですね。

 

それに倍速コピーはできないので、
5分の曲をコピーするなら、
そのまま5分の時間が必要です。

 

パソコンの操作に抵抗がなく、
根気良くコピー操作ができる持ち主なら、
満足度の高い製品と言えるでしょう。

 

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