フォノイコライザーとUSBデジタル出力を搭載した
アナログターンテーブル「TEAC TN-350」の
レビューを参考に、評判を探ってみたいと思います。
一般のオーディオアンプに接続してカートリッジも交換できる、
昔のレコードプレイヤーと全く同じように使えるほか、
デジタル出力してPCでデータを保存できるのが本機の特長ですね。
ではこのTN-350の使い勝手や音質などは、
どうなのでしょうか。
購入したユーザーの皆さんのレビューで、
魅力を検証して評価してみましょう。
★「再生音は、なかなか素晴らしい。アナログ時代の安物より、ずっと良い音で鳴っているように思う。デノンのCDプレイヤーでSACDと比較したが、遜色はない。何よりアナログ時代の資産を活用できるようになったことは、嬉しい限り。」
★「レコードを良い音質でデジタル化するのは至難の業だが、このレコードプレイヤーのUSBデジタル出力の音質はかなり良い。アナログ出力して後からデジタル化するより、このレコードプレーヤーのUSBデジタル出力をパソコンソフトに取り込む方が、音の深みや広がりがずっと良い。普通にレコードプレイヤーとしてリスニングするのも良いが、レコードのデジタルアーカイブにもお勧めのプレイヤーだ。」
★「本体やトーンアームもそこそこ高級感があるし、まさにそこそこ感を満足させてくれる。昔コレクションしたLP300枚超のデジタル化という目的もあり、これにしたが、1枚目で諦めた。録音はフルタイム掛かるし、やはりノイズが乗るし、タグの編集やら面倒でやってられない。レコードプレイヤーは、やはりレコードのままで、スピーカーで聴くものだと実感。」
★「カバーを閉じようとすると、ヒンジ部から “ギギギ” と摩擦音と振動するのが不満点だ。演奏終了時に針上げ作業は、やっぱり面倒。シニアの身としては、オートリターン機能だけは欲しかった。だがデジタル出力の音質が、クリアで大満足だ。総評としては、買って良かった製品だ。」
この製品は見た目、高級感があり、
トーンアームもユニバーサルタイプを搭載しているので、
昔の良きアナログ時代を彷彿させてくれますね。
そのため、後から自分の好きなカートリッジと交換して、
音の変化を楽しむことができます。
駆動方式はダイレクトドライブではなく、敢えてベルトドライブを
採用していますが、ベルトドライブの方が強いトルクで安定して
ターンテーブルを回せるので、これで正解だと思います。
時代を反映して、デジタル出力できるのが魅力であり、
音質も良いので、貴重なアナログ資産を有効にできる
ことは、とても良いアイデアとなるでしょう。
この機能が、この商品を選ぶ決め手になるユーザーも
多いでしょうが、ただアナログからデジタル化するのには
等倍スピードで行われるため、作業には根気がいるのを
覚悟しなければなりません。
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