重低音にこだわる人に人気のサブウーファー
「ONKYO SL-A251」の音質と電源連動に付いて、
レビュー評価してみたいと思います。
普段聴いているオーディオコンポの低音不足を感じたら、
サブウーファーを追加してみるのもひとつの方法ですよね。
本機は、歯切れが悪いと言われるバスレフ方式で、
“AERO ACOUSTIC DRIVE” 技術により、
ハイスピードな重低音を実現した製品です。
重心が低く、スピード感あふれる超低音を
再生すると言うのがウリになっています。
これは、エンクロージャーにあるダクトを
細長いスリット形状にして空気の流れの圧力を高め、
スピード感を出すことで音のボワ付きの低減に成功。
デジタル技術で補完させたものではなく、
あくまで職人の耳と腕により音質向上を図った、
アナログ技術なんですね。
では、実際の音質のほどはどんなものでしょうか?
すでに愛用しているユーザーの皆さんの
レビューを参考に、語ってみましょう。
★「思ったより大きくて重く置き場所にも困ったが、サブウーファーは指向性がないのでどこに置いてもOKと聞き、安心した。普通の家庭で鳴らすのであれば、少しボリューム控えめでも気持ちの良い低音が十分出せる。購入して大満足。」
★「低価格ウーファーなのだが、8畳くらいのホームシアターなら十二分に低音を増強できる。むしろ、凄い低音増強で隣室に気を使う。このウーファーを設置したおかげで、自分のシステムにおいて中音域が足りないことに気付かされた。」
★「実家暮らしなので大音量では聴けないが、それなりの音量でも十分な低音を出してくれる。しかし音質はドンドン系と言うよりボンボン系で、個人的には好みではなかった。低音に好みが分かれるサブウーファーだ。」
★「値段の割に、キレのある引き締まった良質の低音が出ていると思う。バスレフダクトをふさぐともっとキレが良くなり、自分好みの音になった。」
さて、いかがでしょうか。
スピーカーは200㎜径で比較的小型のユニットですが、
効率良く低音を押し出すため、外観は少し大きめです。
冒頭にも述べた “AERO ACOUSTIC DRIVE” 技術で、
このクラスの製品としては歯切れが良いです。
しかし、それでもボワ付きが気になる人は、
レビューにもあるように、
綿やスポンジ等でバスレフダクトをふさぐと、
より低音が締まるので試してみると良いでしょう。
サブウーファーとアンプで時々話題になる電源連動ですが、
この製品はリモコン等でON/OFFできる機能はないので、
連動させたいのならアンプ側に連動コンセントが必要です。
ない場合は、単独でスイッチをON/OFFするしかありません。
音量レベルは、プリアウト端子やサブウーファー端子、または
スピーカー出力端子からの、どの接続方法でも連動が可能です。
またこの製品には、アンプとの音量バランスが取れるボリュームや、
高域をカットする周波数調整ツマミがあり、他のスピーカーとの
レベル調節で、バランス良い重低音を再生することができます。
やたら低音をボンボン鳴らすのではなく、全音域の
厚みが増す程度のレベルに抑えることが肝心ですね。
そうすることで、少ない予算でも
見違えるほど音質を向上させられます。
全域に渡って音が痩せていると感じているあなたなら、
このサブウーファーの追加を考えても良いでしょう。
※この商品は、現在販売されておりません
コメントを残す