デスクトップにピッタリの超小型ハイレゾアンプ
「ケンウッド KA-NA7」
を、レビュー評価してみましょう。
USB-DAC内臓で、パソコンにダウンロードした
ハイレゾ音源を手軽に再生できます。
ヘッドホンジャックもハイレゾ出力対応ですから、
ハイレゾ対応ヘッドホンをつなげば、
そのままハイレゾサウンドを聴けるんです。
Bluetooth/NFCにも対応しているので、
スマホやタブレットにためた音楽データを、
容易にワイヤレスでつないで楽しむことも可能。
PCオーディオ初心者には、
嬉しいプリメインアンプですね。
ではこの製品の音質や使い勝手は、
どんなものでしょうか?
すでに愛用している、
ユーザーの皆さんの声を参考に検証します。
★「最近のアンプはコンパクトサイズが主流だが、このアンプも、おかげでパソコンデスクの上に置いても邪魔にならない。ハイレゾ対応のヘッドホンを使用して心地良い低音域から中音域、そして耳障りにならない高音域。聴いてて気分が良かった。」
★「音質の傾向は意外と言うか、低音域から中音域が厚め。開放型のヘッドホンでも結構ドコドコ感がある。高音域のシャリシャリ感はないが、音のディティールはそこそこ描けている感じだ。一応ハイレゾ音源に対応しているが、音質的にそれほどハイレゾ感はなく、どんなものか体験してみたい程度なら認められるだろう。最近のアンプはこのサイズのものもたくさんあるが、このサイズでパソコン・USBメモリー・Bluetoothまで、多彩な入力に対応できるのは大きな魅力だ。」
★「最大出力が10W+10Wと小さい。Bluetoothがaptxではない。リモコン感度が低い。ボディがプラスチック。スピーカーのターミナルがチャチで、ケーブルが抜けやすい。などと、一昔前の陳腐化したスペックと言う気がする。しかし音は素直でオールマイティ。本格的なオーディオは不要だが、アンプ内蔵スピーカーでは物足りない人には良いチョイスかも知れない。」
★「購入したパソコンモニターのスピーカーが余りにも貧弱だったため、光デジタルケーブル及び、Bluetooth接続できるアンプを探して購入。まともな音質で、かつ省スペースなので重宝している。」
さて、いかがでしょうか。
なりは小さくても、十分に
プリメインアンプとして機能する製品。
これに小型のスピーカーシステムを組み合わせれば、
立派なミニコンポとなるでしょう。
しかし、基本的にでPCオーディオとして
楽しむことを前提に開発したので、
きっと単体販売されているのでしょうね。
事実裏面のパネルを見れば分かりますが、
パソコンと接続する以外は、
他のオーディオとの入力に関してはプアな仕様です。
スピーカー出力も、一系統しかありません。
またパワーも控えめですが、実際に出て来る音は
低音から高音まで迫力あるもので、高価なハイレゾ対応
ヘッドホンで聴いても十分満足できる音質です。
全体としては、中低音域にエネルギーが
寄った音と言って良いと思います。
スピーカーを組み合わせるなら、
デスクトップに似合う小型モデルを選んだ方が、
バランスの良い音を再生します。
デザインと相性を重視すると、同じケンウッドの
LS-NA7あたりを選ぶとちょうど良いのでは?
本格的なオーディオシステムとは言えないまでも、
サブシステムとしてデスクトップ上でパソコンと並べ、
ちょっとハイレゾを体験したい人に
満足度できるアンプとしておすすめできるでしょう。
※この商品は、現在販売されておりません
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