デジタルオーディオプレーヤーを卒業して、
本格的にコンポで音楽を聴きたいあなた。
その手始めとして、まずは
ミニコンポを選んでみてはいかがですか?
デスクトップでも邪魔にならない大きさで、
低音の迫力を味わいたいと思うなら、
このモデルを選ぶと良いかも知れません。
それは
「KENWOOD K-515」です。
今回はこのK-515に付いて、音質や
使い心地をレビュー評価したいと思います。
KENWOOD K-515の特徴や旧K-505との違い
ケンウッド K-515は、
CDやFM/AMラジオ・スマホ音源が
豪快に再生できるレシーバー
を中心にしたミニコンポ。
スピーカーは
11㎝径のホワイトコーンウーファーと、
2.5㎝径のソフトドームツイーターの、
小型バスレフ構造になっています。
低価格のエントリーモデルながら、
前面パネルにアルミを使い高級感を出し、
MDFを素材にして作られたスピーカーは、
しっかり感にあふれています。
他機にはない特徴は
CD・ラジオ、スマホなどの音源を、
USBメモリーに録音できること。
昔のミニコンポなら当たり前にできた録音が、
このコンポでも手軽にできてしまうのです。
レシーバー本体にはボタン類が少なく、
必要最小限の機能しか使えませんが、
リモコンで録音・タイマー・音質調整ができ、
重低音を強化するEX.BASSスイッチもあります。
本機K-515には、
旧モデルにK-505がありました。
両機にはどんな違いがあるのでしょうか?
K-505と一番違うところは、
K-515は付属スピーカーを含めて、
ハイレゾが再生できることです。
デジタル入力端子は背面にないので、
音源は前面のUSBメモリーより入力します。
また、ハイレゾ対応のヘッドホンを使えば、
ヘッドホンでもハイレゾが聴けます。
そして背面のピーカー端子を大型化、
バナナプラグに対応できるようにしました。
あと前面パネルのデザインを一新、
より高級感が増しています。
25W+25W(JEITA規格8Ω)の出力や、
ウーファーの大きさに変更はありません。
では、動画でK-515の全貌を、
ご覧いただきたいと思います。
デザインの良さと、
仕上げの良さを感じてみて下さい。
協力 Thanglvl Audio 0843552799さん
次に音質や使い心地は、
いかがなものでしょうか。
ユーザーレビューをネットで集めたので、
確かめていただきましょう。
その後で、私が本機を評価いたします。
KENWOOD K-515のユーザーレビュー
★「さすがハイレゾ音源対応だけあって、高解像度の繊細で生々しい音が出る。EX.BASSで驚くような低音が出る!ドラムの生々しさ、男性ボーカルの中音もいい味出している。キーボードなどのデジタル音との相性も良し。オーケストラも奥ゆかしさを感じる。オールジャンルに向いていると思う。外観も高級感があるし、CDレシーバーのゴールド色もいやらしさがない。」
★「本体スピーカーともサイズはコンパクトなのに、迫力あるサウンドでビックリ!ノーマルよりEX.BASSをオンにして聴くと凄くいい音を出してくれる。高音低音を調整する機能もあったり、何と言ってもCDからUSB録音が簡単にできるのが、最大のメリットではないだろうか。500曲近くUSB録音したが(一曲ずつ録音で計約500回録音ボタンを押した)、このコンポはどこも壊れなかったし、全曲ちゃんと録音できた。ラジオの音質はまあ普通だが、それを差し引いてもコストパフォーマンスに優れた最高のコンポだと思った。」
★「最初から分かっていたことではあるが、実際に聴いてみると、やはり出力不足を感じる。ただパーソナルなオーディオとして使う分には、このシステムでも充分に満足できる音質だと思う。」
★「コンパクトで使いやすく、Bluetoothはとても便利で重宝している。音質を極めるのでなければ、この値段でコストパフォーマンスはOKと思った。」
KENWOOD K-515の評価
KENWOOD K-515の音質は、
少な目のパワーでスピーカーも小型ながら、
中低音寄りのバランスの良い音と言えます。
多少ドンシャリ系サウンドでもあるので、
ジャズやロック・J-POPあたりのジャンルは、
ゴキゲンに感じることでしょう。
低音は、トーンコントロールが
フラットでも豊かに出るほうです。
でもあなたが低音不足を感じるのなら、
トーンコントロールやEX.BASSで補いましょう。
サブウーファー端子は搭載されていませんが、
まず必要だと感じる人はいないハズ。
付属のスピーカーでもハイレゾ再生ができ、
高音も伸びの良い音で楽しむことができますよ。
機能で特に魅力的なのは、USBメモリーへ
あらゆる音源から録音が可能なことです。
CDを録音編集して長いアルバムを作れば、
長時間鳴らしっぱなしにすることも容易。
USBメモリーは、16GBまで対応しています。
ただ、多くの操作をリモコンで行う必要があり、
これが苦手だと戸惑いを感じるかも知れません。
しかし価格の安い割に、
高級感があり高機能でもあるので、
デジタルオーディオプレーヤーを卒業したい方が、
初めて購入するコンポとしては充分でしょう。
弾むような音が好きな方なら、
買って後悔しないコンポだと思います。
または
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