キレのある中低域を再生するフロア型スピーカー
「ヤマハ NS-F210」をレビューします。
省スペース性に優れ、設置場所を選ばない
コンパクトなキャビネットで人気のスピーカーシステム。
元々は5.1cHホームシアター用に開発された製品ですが、
その実力を確かめるべくユーザーの皆さんのレビューを基に、
その魅力を探ってみたいと思います。
★「このスピーカーをつないだ時は、こんな細いボディから良くこんな重低音が出るものだと思った。当たり前だが、テレビのスピーカーとは雲泥の差だ。良い音をしている。省スペースなので、狭い場所にも設置できる。」
★「クセがなく低音から高音まで明瞭で、キレ良く再生してくれる。低音はやや不足しているが、バスブーストしない方が性能を発揮できると思う。それでも低音不足が気になる人は、サブウーファーを追加すると良いだろう。」
★「商品は非常に良いが、説明をよく読まないとダメだった。1ペアだと思ったら、1台しか届かなくてビックリ。」
★「音は中高音はクリアで、音が割れたり、キンキン鳴るような感じはしない。低音もほど良い感じだ。重低音を無理に出すと、段ボールをポンと叩くような音になる。通常の映画やロックではこのままで十分。サブウーファーはいらない感じだ。」
では、検証してみましょう。
今風のトールボーイデザインで、
スタイリッシュな上に場所を取りません。
音質はヤマハの伝統的な音に近く、
ガンガン鳴るタイプではないが
芯がしっかりしていると言う感じです。
見た目より中低域の力強さがあるので、
ドンシャリ感にこだわらなければ、
敢えてサブウーファーを追加する
必要はないのではないかと思います。
メーカーの詳細によると、この製品はテレビに
悪影響を与えないための防磁化対策をしていません。
そのため、マグネットの大型化を可能にし、
中低域の充実が実現できたのでしょう。
スリムなタイプのモデルが欲しいのだけれど、
できるだけ迫力を犠牲にしたくない人に
おすすめのスピーカーと言えるでしょうね。
または
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