スマホ音源も再生できるUSB端子搭載CDプレーヤー、
「marantz CD-6006」
をレビューで評価してみたいと思います。
高性能D/Aコンバーター【CS4398】を内蔵し、
情報量の豊かさと空間表現力に、
定評のある音を再生するプレーヤーです。
まずは、この製品の最大の魅力はどこにあるのか、
同じ人気のプリメインアンプPM-6006と共に、
開発担当者が語る動画をご覧いただきましょう。
次に実際の音質や使い心地はどんなものなのか、
愛用しているユーザーの皆さんのレビューを基に
CD-6006を評価します。
★「マランツらしい高音域がスーッと抜けるような、解像度の高い暖色系のサウンドだ。この価格帯のCDプレーヤーとしては、コストパフォーマンスに優れた素晴らしい汎用性の高い製品だと思う。」
★「予想していた以上の音質に驚いた。数十万円クラスに引けを取らない音質、と言ったら言い過ぎだろうか。機器回路の構成等が、上級機のものを流用しているとのことだったので購入してみたが、良い買い物をしたと考えている。最近はお蔵入り気味の数百枚のCD盤が、息を吹き返したように私の耳を楽しませてくれる。」
★「リモコンにイジェクトボタンがなく、使い勝手が悪い。また、読み取り精度は甘いように思う。結構な頻度で、ある個所でループしてしまったりと、以前のプレーヤーではなかった症状がある。音質は硬く高域のキツさがある。デザインに関しては上品で、所有欲を満たしてくれる。USB内の音楽を主に掛けて活躍してくれている。」
★「CDプレーヤーとして、この価格でこれほどの音質が得られるのであれば、文句はない。ナチュラルで、やや明るめのトーンだ。これ以上の音を求めるのであれば、10万円以上するSACDでないとグレードアップを実感できないだろう。」
さて、いかがでしょうか。
この製品はシリーズでロングセラーのCDプレーヤーで、
一貫してマランツらしい、高音域の
スッキリした特徴を踏襲しているものです。
割とデジタルを意識した、比較的硬めの音質ですね。
決して冷たいと言う訳ではありませんが、
少しあいまいなアナログ的音質とは異なります。
柔らかめの音が好みの方には、
敬遠される傾向にあるかも知れません。
高域に特徴があると言っても、
決して低音が不足するものではなく、
バランス良い音でベースも再現しますから
心配はいりません。
価格からすれば、全域においてかなり
クオリティは高いと言えます。
ただし、あくまでも普及クラスの製品の中での話であり、
レビューにあるような数十万円クラスに引けを取らない
音質と呼ぶのはどうかな?とは思いますね。
特に1ランク上のサウンドを再生する、
SACDにはやはり及ばないと認識するべきです。
その代わりパネル前面にUSB端子を装備して、
USBメモリーに入れたデジタル音源や、
ケーブルを介しスマホやデジタルプレーヤーの
音源を入力できる機能があるのは魅力的です。
限られた予算の中で、ハイクオリティな
オーディオを楽しみたい方におすすめの
CDプレーヤーだと断言できるでしょう。
なお、姉妹機にCD-5005がありますが、これは
基本的に同じ内容構成の製品だと思います。
大きく違うのはUSB端子を介してスマホなど、
外部からの音源を入力する機能がないこと。
CD再生ができれば十分と言うのであれば、
CD-5005を選んでも良いかも知れませんね。
※この商品は、現在販売されておりません
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USBでハイレゾ再生は出来ません
嘘をタイトルで平然と使わないで下さい
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倉内 裕一郎様、このたびはコメントありがとうございます。
改めてCD-6006を検証しましたところ、USB端子を介しての
ハイレゾ再生はできないことが分かりました。
もちろん、本機はハイレゾ再生そのものを行う事もできません。
従いまして、記事を訂正させていただきました。
このたびは、御迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。