ハイレゾなんて興味ないから、とにかくシンプルな
ミニコンポの入門機をお探しの方もいるでしょう。

音楽ソースはFMとCD、
あとはスマホにつなげれば十分。

何よりも簡単な操作で、
手軽に音楽に浸りたい。

そんな方にピッタリなミニコンポが、
パナソニックにあります。

下手な一体型より安くて高音質なコンポ、
それが「SC-PM250」。

今回は、このパナソニックのミニコンポを
ユーザーレビューで評価してみたいと思います。

パナソニック ミニコンポ SC-PM250の機能と性能

SC-PM250は、全体を含めた横幅がわずか462mm。

高さ224mmｘ奥行136mmですから、デスクトップや
ベッドサイドに置いても邪魔にならない大きさです。

本体だけで再生できるのはFM/AMラジオとCDだけですが、
USB端子を装備してMP3の音楽データも再生が可能です。

また普段スマホで楽しんでいる音楽データも、
Bluetoothでワイヤレスで再生できるんです。

なりは小さくてもアンプ出力は10Wｘ10Wもあり、
10cmフルレンジユニット内蔵のスピーカーで、

同じくらいの価格の一体型コンポと比較して、
一枚上手の高音質で楽しめますよ。

バス/トレブルのトーンコントロールも
ちゃんと付いていますから、
お好みに音質を変化させられます。

パナソニック ミニコンポ SC-PM250のユーザーレビュー

では、SC-PM250の使い心地や、
実際の音質はどんなものでしょうか？

あちこちから集めた、ユーザーの皆さんの
レビューで探ってみましょう。

★「全体的に見て、この価格帯の商品にしては十分満足だ。今まで使っていたケンウッドの同価格帯のものより、音質がクリアだ。普通に音楽を聴くのに不満は、特にない。」

★「ミニコンポを買おうとしていた矢先にパソコンが壊れ、コンポに回せる予算がなくなり、1万円台で買えるものを探してこちらを購入。期待以上のコスパだ。演奏中のCDナンバーが表示されないことを除いて大満足だ。高音・低音ともに、素直な音が響いていると思う。」

★「CDやラジオ共に、値段や小型スピーカーの割には音の迫力は十分。ただ、ヘッドホンジャックが付いていないのは残念だ。」

★「Bluetooth接続のみで音楽を流している。低音を最大にして使用している。音はまぁまぁ綺麗だ。低音が少しちゃっちい。」

★「音に関してだが、お金を出して良い音を求める方にとっては不満だと思う。安くて音もそこそこを求める方には十分だ。普通に良い音だと思う。見た目も良い。」

パナソニック ミニコンポ SC-PM250の評価

SC-PM250は、パナソニックでは
最もエントリーなミニコンポです。

何せ1万円と少々のお金で買えるんですから、
大手メーカーとしては
良く頑張って開発した製品だと思います。

この価格帯のオーディオ製品となると、
CDラジオか一体型コンポが多いもの。

しかし本機は、CDレシーバーとスピーカーが分離して、
立派なリモコンも付いていますから大したものですね。

機能はシンプルなだけに、操作も簡単です。

ボリュームツマミも大きくて、
音量を調整しやすいのも良いでしょう。

ただ残念なのはラジオのチューニングツマミがなく、
ボタンをカチカチ押して選曲するのは、
ラジオを良く利用する高齢者にとっては不便です。

ボディが小さくても、
チューニングツマミは付けて欲しかったですね。

それからもう1つ不満なのは、レビューにもあった
ヘッドホンジャックがないこと。

夜中に1人静かに音楽に浸ることを考えたら、
多少価格がアップしても装備すべきだと思います。

ただし、USB端子が前面パネルにあって、
そこにUSBメモリーを挿して音楽が聴けます。

そして、Bluetoothでスマホの音源を再生できるのも、
とても便利で評価ができますね。

音質は価格からすれば、低音から高音まで
良く伸びている方ではないでしょうか。

とは言えスピーカーユニットが小さいことで、
人によっては低音不足を感じるかも知れません。

そんな場合は、「D.BASS」機能をオンにすれば
低音が増強されるので、試してみると良いでしょう。

同じパナソニックの上級機SC-PMX150と比較すれば、
さすがにスケール感やダイナミックさは劣りますが、

小さめの音でB.G.Mを鳴らすのであれば、
そんなに不満を感じることはありません。

同クラスのCDラジオや一体型コンポより、
高音質なのは確かです。

スマホの音楽再生のためのスピーカーとして、また、
小さいお店のカウンターで鳴らすBGMとして使うには、
ちょうど手頃なミニコンポだと言えるでしょう。

または