シリーズで高音質を追及したベストセラープリメインアンプ
「DENON PMA-390RESP」
を、ユーザーレビューで魅力を探りたいと思います。
エントリークラスながら、「デノン」が「デンオン」と呼ばれた
時代からシリーズでロングセラーになっており、音の良さで
ファンお墨付きのアナログオーディオアンプです。
では、このアンプの魅力を、購入した方々の
レビューを参考に検証してみることにしましょう。
★「値段の割には音の切れが良く、左右の楽器の位置もはっきり分かる優れもの。おすすめの商品だ。」
★「高級機のように、聴いていてソファーからずり落ちる様な感動はないが、BGMとしてなら癖がなく、どんなスピーカーでもソツなくこなしてくれるアンプだと思う。リモコンがあるのが良い。volume調整が非常に助かる。」
★「中高域の解像度は価格相応ではあるが、聴き疲れしない心地良いサウンド。フォノイコライザーもクセがなく、フル装備でありながらこの価格に大満足だ。」
★「今回、先代のPMA-390AEからの買い替えだが、音の傾向がかなり変わった。解像度重視の設定に大きく変更されている。AE時代の音の広がりや柔らかさ、躍動感は大きく薄れて音は痩せた。響きの少ないディティール重視にしたために、素直で音楽的な楽しさは後退している。」
★「重厚感を出せていないのは、値段から仕方ないのかも。スピーカーとの相性もあるのかも知れないが。」
★「全音域で響き渡る良質の音色。鳴らないと馬鹿にしていたONKYOのPS-A77が・・・別物のスピーカーになってしまった。今までスピーカーが音質の全てと考えていたのが覆された。」
さて、いかがでしょうか。
他のレビューも加味して評価すると、以前からのアナログアンプなので、
デジタルアンプと比べ解像度では劣るものの、アナログが持つ芯の太さが
感じられる音ですね。
安い価格帯の製品なので、ハイクラスの製品のようなグイグイ
押し出すような迫力はありませんが、50W+50W(8Ω)の出力から
すれば相応の実力は持っています。
音質の高さでいえば十分に価格以上の実力は持っています
から、あらゆるクラスのスピーカーでも相手を選ばずソツなく
鳴らすアンプとして、オーディオ初心者用やベテランの
サブシステムとしてなら満足感は高いはずです。
フォノイコライザーを内蔵しているため、
レコードプレーヤーを接続して、
アナログレコードを楽しむこともできますよ。
いずれにせよ、これ程の性能がありながらこの価格で、
大変魅力的な製品だと断言できるのではないでしょうか。
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