小さくてもハイレゾ音源に対応した新世代マイクロコンポ、
「TEAC HR-X101-BC」
を、レビュー評価してみたいと思います。
CDの直径に近い幅のレシーバーに、
ハイレゾ音源対応のUSBDACを搭載。
また、CDやUSB音源、さらにBluetooth入力された
デジタル音源までもアップコンバート(高音質化)させ、
ハイレゾに近いクオリティで楽しめるコンポなんです。
しかも、付属するバスレフ型2ウェイスピーカーもハイレゾに対応し、
小型ながらサイズ以上の量感ある低音から超高音まで再生可能。
では実際にはどんな音を奏でるのか、HR-X101-BCを
すでに愛用のユーザーさんのレビューを確かめながら
魅力を探ってみましょう。
★「本体は、厚手のアルミボディ・左右にある飾りのハンドル・天板のパンチング排熱孔が、アラフィフオーディオ小僧の心をくすぐる。スピーカーの仕上げも、なかなか高級感がある。端子もしっかりしており、単体で通じるレベルの仕上がりだ。本体は良好な操作性だが、リモコンは最悪。マイクロコンポだからと、リモコンまで小さくする必要はないと思う。手は小さくないので。音質は良好で、ハイレゾは良く分からないが、Bluetooth音源でもアップコンバートすると、さらに音質は向上する気がする。イコライザー的なものは付いていないが、小音量時でもラウドネスをONにすると十分なパワーを感じる。」
★「ハイレゾ対応と言うことで、全体的に音の広がり感があり、高音は聴きやすい。低音は小型スピーカーなので、諦めるしかない。ジャズやクラシックなら良い感じだ。リモコンにはラウドネススイッチがあるので、低音効果を出したいならこれしかない。アンプは26W+26Wだが、デスク環境で鳴らすのなら問題ないパワーだ。操作性はリモコンの感度が悪いのと、配置が特に悪い。リモコンでないと設定できない項目もあるので、何とかしてほしかった。」
★「このコンポに付属しているものじゃなく、今まで使用していたデノンのスピーカーとサブウーファーをセッティングしている。もっぱらFMと、CDはロック系を聴いている。重低音がボンボン響くのしか聴いていない。地元のAM局がFM放送に対応すると言うことで、購入に至った。比較的小さな筐体で満足だ。」
★「デザインがコンパクトで、机の上に置けるのが良い。ハイレゾにも対応とのことなので、これから購入を考えている人には検討する価値があるだろう。」
さて、いかがでしょうか。
レシーバー・スピーカーともども本当に小さく、
机に置いても、全然邪魔にならないのは大きな魅力ですね。
実際に音を鳴らしてみると、歪みのない
綺麗な音であることが分かります。
スピーカーもハイレゾ対応であるだけに、
高音が特にきっちり再生されていると言う感じですね。
反面、さすがに小型であるだけに、7㎝ウーファーでは、
十分な低音を望むことはできません。
BGMとして鳴らす程度の音量なら、ラウドネス機能を
ONにした方が、低音から高音までバランス良く聴けるでしょうね。
レビューにもあるように、リモコンの操作性は、
あまり洗練されていないと思います。
小さいにもかかわらず、ボタンが
ごちゃごちゃ並び、押しづらい印象です。
コンポは小さくても、リモコンだけは
もっと大きくした方が良いに違いありません。
それでも、全体的には高級感があって、机の上では
オシャレなインテリアにもなるコンポでしょう。
ハイレゾでなくても、CDをアップコンバートして
疑似ハイレゾサウンドが楽しめることから、初心者だけに限らず、
上級者のサブ機としてもおすすめできるのではないでしょうか。
※この商品は現在購入できません。
コメントを残す